『生まれたきた意味』を考えがちな僕とあなたへ。
「自分ってなんで生きてるんだろう?」
「生まれてきた意味ってなんだろう?」
と考えがちな、僕とこれを読んでくれたあなたへ。
映画やアニメではしばしば「ご都合主義」の展開があるよね。
だけどそうしたご都合主義の展開を含めたストーリーに口を出すのは野暮というものだ。
やいやいと言ったところで変わらないし、そもそも作者の意図があってそういう展開になってる。
ところで、人の一生もそうした物語の一つになる。
現実とフィクションは違うだろ、と思うかもしれないが、その境界線は思ったよりも曖昧だ。
御堂関白記、将門記。
この辺は日本史や古典で習うものだが、史実とフィクションが混ざったまさに曖昧な物語じゃないだろうか。
他にも、「織田信長」や「西郷隆盛」みたいなタイトルでよく学校の図書館に置いてある歴史上の人物の1人にフォーカスした漫画や本。
小学生の時、めっちゃ読んでたなあ。
あれは事実の割合がちょっと増してるよね。
あれを読む時って人の一生を読んでるという感覚よりも物語を読んでる感覚に近いと思うんだけどみんなはどうだろう?
まあ今回はそういう感覚だってことにしておく。
するとどうだろう。
僕たち一人一人の人生も細かく残していけば、物語になるということだ。
実際、そんなことするのは面倒だから中々「本」みたいな形では残らないけど、常日頃過去を振り返ってあーだこーだ悩む時ってあるよね。
それ、冒頭で言ったストーリーに口を出す野暮な行為そのものだ。
やいやい言っても(過去は)変わらないし、作者(当時の自分)の意図があってそういう展開になってる。
だから過去を振り返ってあーだこーだ悩む事は言い換えれば「作者に粘着して批評するキモイオタク行為」になる。
それを自分で自分にやっちゃってる。
苦しくなるのも当然だし、悲しくなるのも当然。
伏線なんていちいち張ってないんだから、ご都合主義の展開でいいんだよ。
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余談なんだけど、今回の内容に共感してくれる人にはたぶん合ってると思うので1つの本を紹介させて欲しい。
『自分とか、ないから。』っていう本。
大半の人が馴染みのない東洋哲学についてすごく噛み砕いて、自分に落とし込んでうまく説明してくれている。
「縁」とか「空」とか、知っておくと面白い、ちょっと心が軽くなる話が沢山詰まってる。
宣伝ぽくなっちゃってごめんね。
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最後に久々に好きな曲の紹介。
約半年ぶり。
傷も汚れも、砂嵐で歪んだ映像も全部ひっくるめて「それでいい」といってくれる曲。
ありのままを受け容れるってことがこんなにも心地いいものなんだってことを教えてくれる。
ここまで読んでくれてありがとう。
またね。
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