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たつみのりキャラバン~兵庫から宮崎へ~

宮崎での生活

2021年10月半ば…兵庫県での隠居生活を経て、たつみのりは一路宮崎に向かっていました。

この時、ご縁のあった会社さんに入社するという形で宮崎にある会社の管理地の1つの管理人夫婦として宮崎に降り立ったのです(*´ω`*)

今まで感じたことのない南国感溢れる場所に東北生まれ山形育ちのみのりんは物珍しさからウキウキしておりました。

う~ん!南国感!(笑)

更に言うと…宮崎は県をあげての神話推し!
それこそまぁ神様達の本部みたいな場所で(笑)

『田舎に引っ越してのんびりしたいなぁ~』

なんて思っていたらまさかの見えない世界での本部みたいなとこに来ちゃったな!!という感じ。
(イザナギのおじいちゃんのしたり顔が目に見えるようだ。) 

イザナギのおじいちゃん的には孫娘的な子を宮崎の親戚筋に一旦預けたという感覚なのだろうか。

ここでもなんだか分からんうちになんだか分からんことをすることになるのだろう。
そんな風に思っていました。

 山を整えた時の見えない存在との交流

宮崎での生活は山を整える管理人としての生活を中心に営まれていました。

住んでいる場所が違えば気候も違い、生き物たちの生態系も違います。

その一つ一つを感じながら、その場所にいる存在を感じつつ丁寧に山の手入れを進める毎日で…初めての経験とは言え個人的にはとても充実感を持って作業を進めていました。

どこまでも広がる海の光景の中に過ごすのは楽しかった!

たっつんは山の見えない存在とも話をしながら作業を進めていたりして『近頃の人間にしては珍しいねぇ』なんて言われたり。

『きっと昔は普通に人が見えない存在と話をしながら山に手を入れていたんだよ。』

そんな交流が少なくなって山の存在から『今時珍しいね』なんて言われるくらいの時が経ってしまっていたのかもしれない。

実は山にも人の手が入ることで上手く循環し、生命やエネルギーに溢れる山があります。
手入れをされず放置された山の方が具合が悪そうだったり。
手付かずの自然が史上最高のもの!というわけでもないのですよね。

全てはバランス。
その土地に何がどこまで必要なのか。

見えない世界と物理世界が上手く付き合っていくことで豊かな土地というのは築かれていくのでしょう。

そんな人と自然との言葉のないやり取りが今となっては『珍しい』だって。

山の見えない存在の時間感覚は分からないけれど、そんなやり取りに少ししんみり。
時代の流れとはいえ…切ないものを感じます。

親戚へのご挨拶回り…?

みのりんもたっつんも初めての九州ということで、空いた時間ではその土地ならではの空気感や人々の気配・営みを感じながら生活していました。

どんな場所であってもそこに人が住んでいるならその場所はその人にとっての大切な場所。
だから、私たちもどこに行っても丁寧に過ごし、生活したい。
そんな想いはこれから先、どこでどんな生活をしても変わりません。

豊玉姫にご挨拶。
よろしくね、玉ちゃん。

海岸線にある神社にいくつかご挨拶をして、宮崎の高い波に削られた洞窟の中に拝殿があるその造りに感動してました。

『この子、わしの孫でな。
しばしの間じゃが、よろしく頼むぞ。』

イザナギのおじいちゃんがにゅっと出てきてご威光を見せる…。
いえ、直々にご挨拶をして気配りをするのも忘れません(笑)

どこか遠い遠い親戚へのご挨拶をするような気持ちで私も回っていました。
優しくおおらかで穏和な人が多い宮崎での暮らしはとても穏やかで平和なものでした。

海辺にいたからかスサノオのおいちゃんの存在がとっても近く感じたり、実際に助けてもらったりもしてたと思います。
宮崎は移住者も多く、田舎の特徴を残しつつも比較的外からの人が馴染みやすい所だと感じました。

そんな時…また斜め上の方向からたつみのりにミッションが届きます。

な、なぬー!?

宮崎で直々にはっきりとぶん投げられた初ミッション!
いったい何が待っているのか…!

お仕事の合間をぬってたつみのりは日取りを調整するのでした。

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リアルな見えない世界の体験を綴ろうと思っています。自分が感じた感覚をそのままに。私の大切にしたい世界が伝わることを願って。見えない世界も大切にしたいと思う方はサポートしてくれると嬉しいです。