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何が起こるかわからないから面白いの

こんばんは。

先日どうしても梅田に行かなければならない用事があったので、用事のついでに梅田の貢茶(ゴンチャ)でタピオカをテイクアウトしました。ひさしぶりの程よい甘さともちもちとしたタピオカの食感がたまらなくて、一日でも早く今までに近い生活が戻ってきて欲しいなと思いました。

さてさて。

今回は、初めて自分の恋愛について書こうと思います。今までこのnoteにおいて仕事の話ばかりしてきましたが、大学職員を辞めて総務事務2ヶ月めのしがないOLが仕事について語るというのもおかしな話です。ですので、今回は趣向を変えて今の恋愛状況について語ってみようと思います。

1:現在の恋人について

中高時代の同級生であり、大学時代に8ヶ月程付き合っていた元恋人です。特技は、私の寝起きの顔を真似すること。特徴は、本の虫そして猫好き。

2:突然、始まりはやってきた

彼と再度恋人関係になったのは、昨年の5月初めの出来事。私がタイムラインでとあるラブホテルのスイーツが美味しいということを書いて、それを読んだ彼氏が「一緒に行こうよ。」と言ってきたことが全ての始まりです。

そんな始まりがあるかって思いました?あるんですよ、ここに。

ですが、当時(後述しますが、今も)彼には既に長く付き合っている人が居ることを知っていました。中高メンバーで月イチペースで開催している飲み会の帰り道に、付き合っている人が居てその人と同棲していると言っていましたしね。

かなりの衝撃と共に、私は彼に「え?同棲している人いるよね?」と返信。数分後、彼から当然のように「いる。こっちで同棲相手の許可は得るから、後はAtsumiがどうしたいかだけの問題。」という当時の私には意味不明な返信が返ってきました。

(え?この人、相手からそんな許可取れると思ってんの?常識で考えたら、これってセフレ扱いにする気満々の男が言うセリフでは?)

頭の中で増え続ける「?」マーク。その「?」マークを減らすために、上記の文章を何度も小さく声に出して読んでみることにしました。そうしているうちに、今は常識とか他人の目とか一切気にせずに「(彼が同棲相手の許可が取れるなら)、ひさしぶりにご飯でも行こ。」と思うようになりました。

数分後、彼から「同棲相手の許可が取れたから、どこか一緒に行こう。」と返信。私はそのラインに対して、「わかった。」とだけ返信したのでした。

3:再度の告白。しかし・・・

この頃の私は、精神的に非常に不安定な時期でした。というのも、この年の2月の自分の誕生日に人生最大に愛していた人とお別れしたんです。「結婚するなら、この人だな。」と思っていたくらいその人のことが好きだったんですが、彼と私の結婚観や家庭環境の相違ですれ違いが続いたことによる破局でした。

(結婚どころか、きっともう恋愛も出来ないだろうな。)

失恋直後は、全力で仕事を定時で切り上げて京都にあるお気に入りのバーでお酒を飲む毎日を送っていました。お酒の力を借りて、人生最大の失恋を忘れようという作戦でした。

ですが、人を愛したことって簡単に忘れられるものではないんですよね。

ふとした瞬間に街でふたりでよく聴いていた曲が流れたり、彼の愛車と同モデルの車を見かけたりするだけで、パッと彼との記憶が蘇ってきました。ですが、自分から別れると決めた以上、彼に連絡を取ることはしたくありませんでした。

そんな中での元彼との再接近。最初は本当に友達感覚でお互いの地元の近くでやっていたイベントに参加して、帰り道にクレープを食べるという今どき中学生がやるような遊びをしていました。何度かそういうことを繰り返した後、彼から「俺ともう一度付き合って欲しい。」と言われました。

「…ということは、今同棲している人とは別れるということなの?」と私が聞くと、彼は「いや別れない。」と即答しました。

またも頭の中で無限に増殖していく「?」マークとどう戦えば良いのか?ここは試合を放棄すべきなのか?と色々考えていると、彼が「俺が今付き合っている人は『ポリアモリー』という考え方の人で、同時に複数の人を好きになるんだ。自分が俺以外に好きな人を作ることを許してもらう代わりに、俺も別に好きな人を作っても良いという話になってる。」と言ってきました。

ポリアモリー?同時に複数の人を好きになるって何??ほかに好きな人が出来たら、もうひとりの人との関係って形骸化しているのでは???仮に私と付き合うことになったとしても、更にもうひとり別の人と付き合う可能性もあるということ????

私の狭い脳内に、次々と様々な疑問が浮かんでは消えてゆきました。そんなわたしをよそに、「Atsumiがどうしたいか考えて、決めて欲しい。」と言う彼。

「どうしたいか考えて。」と言われても…というのが、当時の本音でした。

「同棲相手がいる状態」だけど「(私のことを)一人の女性として好きだから付き合って欲しい。」というのは一般的に見たらとてもおかしなことだと認識しましたが、私の中に彼へのちょっとした恋愛感情が再燃していることにも同時に気づいていました。

「こういう場合、どうすべきなんだろう?」

悩みに悩んだ末、長年の女友達に相談したら、「彼が言うように、『Atsumiがどうしたいか』で決めたら?恋愛なんて、二人の間の話であって世間に認められる必要なんてないんだから。」と言われました。自分の感情に素直になって決めたら良いのだと思えた時、私は彼にすぐさまラインで「付き合いましょう。」と返信したのでした。

4:付き合い始めて変化したこと

彼と付き合い始めて変化したことは、時には「常識から外れて、自分がやりたいように生きてみる」ということを実践するのも良いなと思えるようになったことでしょうか?

私は今まで割と常識に縛られて生きてきたこともあって、自分のやりたいことよりも周りの気持ちや意向を組んで「あ、これはやらない方が良いかもしれない。」とやりたいこと諦めることが結構ありました。

ですが、彼と付き合い始めて、特に恋愛では「自分のやりたいことをまず相手に伝えて、そこからどうするか一緒に考えたら良いんだ!」と思えるようになりました。そう思えるようになったのは、彼が私の考えを否定せずに一旦受け止めてその上で自分の考えを伝えてくれる人だからだと思います。彼のお陰で自分が少しずつ変わってきていることを実感できるので、本当にありがたい限りです。

5:ふたりのこれから

実は、今年の1月に彼から「結婚しよう。」と言われました。入籍は、来年2月の私の誕生日を予定しています。結婚するにあたって、ひとまず現在の同棲状態は両家顔合わせの時期までに解消して、そこから新居を探して、って感じですかね。結婚式についてはやらない予定ですが、1.5次会的なものを開催するか否かについては、今後要検討という感じです。

6:最後に

この文章を読んで、どう思われたでしょうか?「よくそんな状態で付き合っていられるね。」「変なの。」など色々な感想を持たれたのではないか?と推察します。

でも、私は誰に何と言われようと、今とても幸せであると言えます。私ではない人と同棲していることに対して辛くなることもありますけど、彼と一緒に過ごす日々はそれ以上の喜びに満ち溢れているので。

最近思うのは、他人の意見は結局他人の意見でしかない訳です。自分が後悔しないようにするには、他人の意見も聞きつつ最終的には自分で判断すること、そして、一回本気で決めたことは最後までやりぬくことが本当に大切なことだと思います。

これからたくさんのことを決断していかないといけなくなると思いますが、彼と話し合って二人で最善の解を見つけていけたらいいなと思います。

気が付いたら、めちゃくちゃ長いブログになっていました。今回はこれにておしまいです。