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米中対立、中国の勝率はいかほど?【#今日の朝刊(1日遅れ) ボクの注目記事】2020/08/07

今回は、米国の対中制裁やチャイナパッシングの
お話がとても多かったです。
最近矢継ぎ早に中国企業への圧力を強める米国。
外交面でも両国はお互いの領事館を閉鎖するなど、
対立の深刻化に終わりが見えません。
ところで、なんとな〜くですが、
「どこかで中国が折れて、米国が許して一件落着」
というシナリオを想定してはいませんか?
僕は最初それを考えていましたが、
どうもそうはならないような気がしています。
今回の喧嘩、中国が勝つとしたら、
それは一体どんなシナリオなのでしょうか?
 
 
◉今日の一番気になる


・中国企業 強まる影響力


https://www.nikkei.com/article/DGKKZO62364630W0A800C2EA1000/
”国務省は5日、アプリやアリババ集団が
世界シェア4位のクラウドサービス、
海底ケーブルなど5分野で中国企業の製品や
サービスを使わないよう米国企業に呼びかけた。”
徹底抗戦の様相。ブロック経済は今後の世界経済の
成長を抑制するかも。
 
 


・〈#techAsia〉米制裁でも成長の中国AI


https://www.nikkei.com/article/DGKKZO62397630W0A800C2FFJ000/
米国の戦略は、あくまで総力戦になったとき
自分たちが勝てる想定だろうか。
将棋が好きな人が「将棋の面白さの一つは、
最初持っている駒が同い、つまりほぼ同じ戦力を
持っているもの同士が戦う点にある」といっていた。
つまり、ほぼ互角の相手が戦った時、
どちらが競り勝つかという勝負であると。
今の米中は、米国が戦力的に優位なのかと思っていたが、
最近の状況を見るにつけ、その前提は間違っている
かもしれないという感覚がよぎる。
 
 
◉政治


・中国対外融資が膨張


https://www.nikkei.com/article/DGKKZO62377480W0A800C2MM8000/
”途上国は専制国家も多く、IMFなどから融資の
条件として財政規律などを迫られるのを嫌う
傾向が特に強い。金利が高くても中国を頼るのは、
こうした制約が少ないためとみられる。”
中国が闇金みたいな位置付けだな。
実際そうなのかもしれないが、
他から借りられないから闇金に借りるのだ。
批判するだけでは解決にはならない。
 
 


・英連邦、中国包囲へ


https://www.nikkei.com/article/DGKKZO62372470W0A800C2PP8000/
英国の対応は感情なのか戦略なのか。
コロナの情報を開示しなかったことへの報復にしては、
やや強く出過ぎている気がするけど。
 
 


・米、遅れるコロナ対策


https://www.nikkei.com/article/DGKKZO62348530W0A800C2FF8000/
当初の支援策が大きすぎて、
妥協がしにくくなっているのか。
同規模の支援策を打てば財政負担が増えすぎるし、
規模を小さくすると不満が出て支持率が下がりそう。
大統領選を前に板挟みとは。
早期にコロナが収束するという読みの甘さが
こんなところにも響いている。
 
 
◉経済


・【FTモラル・マネー】サステナビリティ債 行方は


https://www.nikkei.com/article/DGKKZO62399950W0A800C2EE9000/
”投資家の間で、気候変動や環境問題に取り組んで
いるように見せかける「グリーンウォッシング」
行為への監視の目は厳しくなっている。
それは、より幅広い問題に取り組むことを
目標としたサステナビリティ債でも同じことだ。
アルファベットのサステナビリティ債に対しても、
「サステナビリティウォッシング」がないか
厳しい目が向けられることは間違いない。
同社は1年後に、資金の用途を公表する必要がある。”
企業活動に公益性を求める声が高まるなか、
企業と公益団体との立ち位置はどうあるべきか。
企業に高い公益性を求めるなら、公益団体と同じくらい
優遇措置がないといけない気もする。
サステナビリティ債をしっかり監視するのはいいが、
企業の意欲を削ぐのは得策ではない。
 
 


・イオン、店頭受け取り180店


https://www.nikkei.com/article/DGKKZO62395910W0A800C2TJ1000/
ネットで注文して店頭受け取りか。
野菜の色を見て買うという行為はなくなるのか。
ブラブラしてもらったほうが無駄なものを買うので、
買い手は節約ができるけど、売り手としては
客単価の低下を防がないといけない。
 
 


・〈コロナ異変を聞く〉水産、大衆魚も売れ行き鈍る


https://www.nikkei.com/article/DGKKZO62350690W0A800C2QM8000/ 
”「この数カ月、『魚河岸の人は強い』とか、
『病は気からだ』とか、皆なんとか気合で食料供給の
使命を果たしてきた。ただ、今は危機感しかない。
消費者の新たな生活様式にマッチする
魚の届け方について仲卸、卸がより一丸となって
模索し挑戦することが、日本最大の市場の務めと
感じている」”
食糧供給の使命という言葉に胸を打たれる。
もちろん水産業だけでなく、生活インフラ産業関係者に
感謝しないといけないし、一次産業はなかなか
急激な消費パターンの変化を吸収できないと思うので、
そこへのケアはもっと関心を持たないといけない。
 
 
◉社会


・【Nextストーリー】居酒屋は負けない(4)客との出会い、場所問わず


https://www.nikkei.com/article/DGKKZO62396120W0A800C2TJ1000/
居酒屋はワイガヤでなくてもいけるのかどうか。
というか、ワイガヤは今後なくなるのか。
何かを達成した時の打ち上げみたいな文化は、
失われて欲しくないけど。
 
 
◉技術


・【データの世紀】ゆがむネット民意(4)裁けない情報汚染


https://www.nikkei.com/article/DGKKZO62305640V00C20A8MM8000/
”情報汚染は誰が裁くべきか、解はまだみえない。
それでも我々は自由を諦めるわけにはいかない。”
情報汚染という表現は面白い。
ポイ捨てと不法投棄では扱いが違う。
どんな汚染をどう捌くかを考えてみるのも
いいかもしれない。
 
 


・【真相深層】EU、水素で狙うトップの座


https://www.nikkei.com/article/DGKKZO62380340W0A800C2EA1000/
”もともと環境政策に積極的だったEUがここにきて
一段とギアを上げたのには理由がある。
EUの欧州委員会は7月に公表したエネルギーシステム
統合戦略で「この5~10年間の対策が命運を左右する」
と訴えた。エネルギーインフラの耐用年数は通常
20~60年で、実質ゼロを実現するにはすぐさま
動かなくては手遅れになるというわけだ。”
2030年以降にむけた戦略なのか。
長期目標を立てて粛々と取り組む姿が、
欧州の成熟した印象を作っているのかな。 
 
 


・【迫真】売り方改革「D2C」(5) 埋もれた商品、テックで発信


https://www.nikkei.com/article/DGKKZO62400730W0A800C2EA1000/
ただ、埋もれた商品というのはごまんとあって、
それが全部表に出てきたらそれもそれで大変。
商社や小売業者がそこの整理をしていた。
作り手にとってはチャンスに思うかもしれないが、
商社や小売業者のノウハウを自分たちでカバーしないと
いけない訳だから、簡単ではない。
中抜きすれば利益は増えるが、やることも増える。 
 
 
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