時の速度と時の感覚

時は一定で過ぎていて、いつの時代など関係なく1秒と進んでいる。時が退屈ではやく過ぎないかと思うときや、この時を永遠にこのままであってほしいと願ってしまうことがよくある。一定であるはずなのに、どこかで期待している自分がいる。タイマーで時間を測ることは時間の重みに配慮してない気がした。
コントロールしたいと思うほど自由ではなくなっていることに気づく。いつか来ると思っていながらも、来ない日を望んでいるかのように。時間に対して対等な関係でありたいと思う。
小さな頃に思い描いていたあの人と自分がその歳になって気づく、心は何も変わってないような気がした。自分はいつからこんなに時が経ったのだろうと。今もまだ覚えている感覚が、より、自分が今このときであることを不安定にさせるような気がする。

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