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【ピアノ練習動画】中村天平:神宿る道

紀伊半島の曲。
2014年の。紀伊半島コンサートツアーだったか?
最終日に、彼がラスト曲で、その”原型”となる旋律を弾いていた。

当時は、リズムをつけた左手に、右手旋律(移動ド方式でミーレファミ〜♪)が乗っていて、それが転調しながら繰り返される……という感じだったと思う。

0w0(仮)「エンドロールとか流れそうなエンディングみたいな曲だなぁ?」

とか、当時は思っていたけれど。

時は流れ、曲に名前がつき、完成した時。
永遠とアルペジオ。。。

0w0(仮)「熊野川っぽい!!」


と思いつつ。きっと彼はそんなピンポイントな想像はしていない……

いつぞやの秘境にて。
同じお店の同じ焼き鳥を食った時に。

0w0(仮)「この山椒がめちゃくちゃ美味しかったです!!」
天平さん「全部美味しかった!!」

と、被せてきた。
このたった一言のやりとりから、自分と彼の”感性”の決定的な違いを感じた。

同じになろうなんて、もう考えていない。
他人の真似をしたとて、所詮、他人の劣化版にしかならない。
生きてる世界だって全然違うのです。

それでも、ここ曲が生まれた背景、音楽的な事、どんな風景に強く引っ張られたのか。
作者本人から、ゆっくり腰を据えて聞いてみたい。。。気もしないでもない。

…その前に、せっかく数年越しで、楽譜が出版されてるので、ちゃんと弾けるようにしておこうね。
(リズム。テンポ設定。あと、腕ぶん回しすぎ。余裕ないんだねぇ(笑))

天平さんの曲は、リズム難しいですし、音数も多い。
ご本人は楽譜を書かないとおっしゃるし、一体、この見やすい楽譜はどなたが採譜したのか?と思っていたところ。

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星出和宏さんが採譜したよう。

この方も東京芸大作曲科か。
楽譜が見やすいと思う人は、大体、東京芸大の作曲科が採譜している。

複雑な曲でも、シンコペーションの書き方がとっても読みやすい表記になってるので、私に優しくて良い。
正しく書くって、練習のモチベーションにダイレクトに影響しますよね。

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