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切り札

最近 LoR やっていてなんとなく

「切り札大事や」

と感じていたけど、考えてみたら切り札って何なのかよく分からなかったので、少しでも理論立てて整理して今後のデッキ構築に活かすためにシャワーを浴びながらおもむろにその定義について考えていた。

で、シャワーを浴び終えたときのオレオレ定義は 別の勝ち筋を切り拓くカード となった。1 枚で切り拓いちゃうの。すごい。


もう少し具体的に言うと、あるゲームにおいてメイン勝ち筋(A)で勝つぞと思って進めていたがそれを閉ざされてしまったときに、1 枚で A とは別の勝ち筋(B)を切り拓いてくれるカード、という感じ。

なので、この定義だと、A を通すためのカードはどんなに強くても切り札ではない。また、相対的な概念なので、あるデッキでは切り札になるカードが別のあるデッキでは切り札にならないこともある。

端的に言うと、アッシュセジュにおける(アッシュセジュ以外でも採用されると思うけど)ファロン隊長のようなカード。

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皆殺しの斧 3 枚はエグいよ隊長。後半戦で戦況が泥沼化したときに相手にやられたら高確率で深い溜め息をつくやつ。


...いや待てよ、そうなるとそもそも A じゃなくて B をメインの勝ち筋にすればよくない?とも思ったけど、それはないか〜と自己解決した。なぜなら特定のカード 1 枚を引かないと通せない勝ち筋は確率的に厳しいから。うちのアッシュセジュにはファロン隊長 2 体いるけどね!!


ちなみに、一般的な切り札の意味ってどうなんだろうなと思って Wikipedia さんを見てみたら以下のように書いてあった。

切り札(きりふだ)は、トランプなどのカードゲーム、主にトリックテイキングゲームにおいて、最も強い札のことである。転じて、物事の帰趨を決する局面などで、その行方を左右する人物や物に対して使われるようになった。

一文目はちょっとイメージと違ったけど、二文目は自分の考えていた定義を広義にしたもののような気がする。


...ということで、自分がなんとなく感じていた

「切り札大事や」

をもうちょい噛み砕くと

「切り札をうまく差し込んで、A が閉ざされたときに別角度から B を切り拓けるような構成を整えておくと、絶対に A 通すマンをやるよりも勝率上がりそうだな」

という感じになりそう。


ちょっと視点を変えると、B があるから全力で A を通しに行けるとも言えるかもしれない。この場合、B を通す際の邪魔となるリソースを、相手が A を閉ざすために使っちゃうような構成になっているとなおよさそう。

もちろん、切り札が A を通すのを邪魔してしまうと元も子もないので気をつけないといけない。


おしまい。

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