『あっちこっち』の話を少しさせて

「クソじゃないアニメ Advent Calendar 2020」に参加しました。アニメの紹介記事は初めてで、書いててなかなか難しいものだなと思いました。

あっちこっちは2012年春に放送されたアニメで、原作は2006年からまんがタイムきららで4コマ漫画として連載されていて、現在も連載中である。

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素直になれない女の子・“つみき”と鈍感な朴念仁・“伊御”(2人の主人公)が友達以上恋人未満の距離感でイチャイチャしつつ、周りのメンバーがそれを見守ったりイジったり、たまに皆でふざけたりするラブコメディ。

このアニメのいいところは、まずメインヒロインがかわいい所。私はツンデレ、ジト目、髪が長いキャラが好きなので、つみきは推しキャラの1人。CVの大久保瑠美さんのクールな声も素敵。

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話の随所にニヤッする点とクスッとくる点が盛り込まれているのも良い。例えば廊下の角でつみきと伊御がぶつかったときに、つみきが匂いで伊御を認識するところとか。“榊”(主人公の友人)が「線香花火で長く持った人がみんなからの好感度高いゲーム」で、1秒立たずに花火を落としてしまうところとか。

原作が4コマ漫画なので、1話当たりのボリュームが多く感じられて満足度が高い(長いと感じる人もいるかもしれない)。

キュンとして鼻血を出すという描写が多いのもこの作品の特徴(主に“姫”というキャラ)。すぐに貧血になりそう。

アイキャッチなど、映像の各所に作品タイトルの文字の矢印マークが使われているのも特徴的かもしれない。アイキャッチのデザインは気に入っている。

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日常系アニメが好きな人、ニヤニヤしたい人、シリアス展開は苦手な人、重厚なストーリーのあるアニメを観て疲れた人におすすめしたいアニメ。気になった人は1話だけでも観てみてね(2020年12月現在、dアニメストアにて配信中)。


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