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【体験談】「カルバマゼピン」っていう神経痛の薬を飲んだら音程が下がって聞こえた話・治っていった話【気持ち悪かった!】

こんにちは、粍井(ミリー)です。


本日は、
神経痛の薬を飲んだら音程が下がって聞こえた!
という、気持ち悪すぎる体験をしたお話をします。


ちなみに、神経痛も副作用もちゃんと治りましたよ。
治るまでの過程についてもお話したいと思います。



「音程が下がって聞こえる」なんていう経験をしたのは初めてだったので、すごく怖くて気持ち悪かったのを今でも覚えています。


今回の記事は、こんな方に読んでいただきたいです。

・「音程が下がって聞こえる」ことで困っている人
・「音程が下がって聞こえる」と日常生活で困るであろう人


私と同じように、「音程が下がって聞こえる」ことで困っている人も、ここに書いた体験談を読めば、少しは安心できるかと思います。

また、この副作用は、音程の違いが分かる人がかかってしまうと、日常生活に支障が出るレベルだと思います。
(個人の感想ですが)

なので、私みたいな目に遭わない為にも、こういう薬があるっていうことを事前に知っておくことをおすすめします!

まあ、その界隈ではもしかしたら有名な話なのかもしれないけども!!

どんな薬があるのか

私が副作用を起こしたのは、「カルバマゼピン」という薬でした。

こんな効果があるそうで。

この薬の作用と効果について

脳内の神経の過剰な興奮をしずめて、てんかん発作を抑えます。また、鎮静作用などにより過剰な気分の高まりを抑えます。顔面の三叉(さんさ)神経の異常な興奮を抑え、三叉神経痛の発作を軽減します。

通常、てんかん、躁うつ病などの躁状態、三叉神経痛などの治療に用いられます。

【引用】くすりのしおり:カルバマゼピン細粒50%「アメル」



そして、「くすりのしおり」の「添付文書」を見てみると、副作用にはこんなものが。

「カルバマゼピン」の「添付文書」はこちら


「音程の変化等」!!!これ!!!

「大後頭神経痛」と診断されて、「カルバマゼピン」の他にも2種類(鎮痛剤と胃薬)を処方してもらったのですが、聴覚異常の副作用があるのは、この「カルバマゼピン」だけでした。


で、気になって、「他にも同じような副作用の薬があるのか」を調べてみました。

すると、こんなツイートが。

こわ。

私も咳喘息で気管支弱めなので、いつかお世話になる可能性は高い・・・。

この「フラベリック錠」も、「添付文書」を調べてみました。

「フラベリック錠」の「添付文書」はこちら


ほんとだあ・・・。
聴覚異常(音感の変化等)だって。
絶対飲みたくない・・・!!

この副作用のメカニズムは、まだはっきりとは分かっていないそうです。

どう対処したか

薬を飲む頻度を減らしました。

痛みを和らげる薬はもらえていたので、それでなんとかしのぎつつ、神経異常そのものを緩やかに治していきました。


薬を減らしていくと、数日程度で徐々に音が普通に聞こえるようになりました。

薬を減らしてもなかなか改善しなければ、また病院にかかろうと思っていましたが、私の場合はそこまでしなくても済みました。


当然のことですが、薬を減らしても聞こえがなかなか改善しない場合は、病院に行きましょう

おまけ:どこでどうやって気づいたのか?

どこで気づいたかっていうと、通勤で電車に乗る時です。

電車の発着音ってあるじゃないですか。

毎朝のように聞いてるんで、メロディは染み付いていたんですが、それが約半音下がって聞こえてて、ものすごく気持ち悪かったんです。

きっと他のあらゆる生活音が下がって聞こえていたんでしょうけど、そこまでは気づかなかったみたいです。


でも、私その発着音を聞いた時、

あれ、発着音リニューアルした?


って思ったんです。

で、自分のウォークマンで音楽を聴いてみたら、設定は何もいじってないのに、キーが約半音分下がって聞こえるっていう。

そこで、自分の耳がどうにかなっちゃったのかと思いました(笑)


だから、会社についてデスクの上に薬を並べて、1つ1つ調べていった結果、原因が分かりました・・・。



私が薬を広げている姿を見た、会社の人からは、「そんなところで薬広げて何してんの」と、笑われてしまいました。


そんで、会社のチャイムやPCの音や、何から何まで約半音下がる生活が、数日続きました。



【ここから超余談】

約半音下がって聞こえる間に、

「流れている【ド】の音(←私には【シ】っぽく聞こえている)に合わせて声を出した場合、私の声は【シ】っぽい音を出しているため、流れている【ド】の音とはぶつかるのか?」

という検証をしてみたのですが、だんだん訳が分からなくなって、諦めました。


もしかしたら、

「【シ】っぽく聞こえている音に合わせて声を出したとき、自分で自分の声は【シ】っぽく聞こえている。
でも実際流れている音は【ド】なわけで、その【ド】に合わせて声を出しているわけだから、自分の声を他の人が聞くと【ド】に聞こえる。」

のかもしれません。

説明してる段階でこんがらがってきたわ。

さいごに

今回は、
神経痛の薬を飲んだら音程が下がって聞こえた!
っていう体験談でした。



もしかしたら、音楽を生業としている方々の中では、有名なお話かもしれません。

ですが、私みたいに、趣味で音楽が好きな人は、もしかしたら知らない方も多いかもしれません。

私は実際、何にも知らない状態で副作用を体験したので、気持ち悪くて怖かったです。



ここでお話した内容が、誰かの事前知識として役に立ちますように。


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