見出し画像

鯖の味噌煮

(ネタバレ:今回は失敗談です)
鯖が安かった。安いなら買って味噌煮にしてみよう。レシピ知らんけど。

こういうのも休日の特権だろうか。レシピを調べながら作るという余裕がある。ただ、調べてみると各調味料の分量にだいぶ幅がある。

幅があるということは…適当にしていいということだな!!!!
という訳で、共通してる風な部分を抑えつつ適度に我流でやっていく。

画像1

安いからと買ってきた鯖、「塩さば 昆布エキス仕込み」とある。軽く前処理がされているということは初心者向けであろう。ただ量が多い。今回は半分ほどを使うことにし、同じ要領で2日後にでも再チャレンジしようかと思う。我流で失敗してもリベンジが可能ということだ。

振舞う相手がいない淋しさについては今回言及しないものとする。

1. 鯖の切り身を三等分にして、皮に十字の切目を入れる
2. 湯を沸かし、そこに鯖をくぐらせて表面が白くなったら上げる

「霜降り」という工程らしい。しゃぶしゃぶみたい。前述のとおり前処理済みの鯖でやっているので血合いらしきものは無い。となるとこの工程自体が不要かも知れないが、魚料理で生臭さを取る工程を複数仕込むのは珍しくない様子なので今回も行っておいた。

3. 薄切りにした生姜、水150cc、日本酒70ccをフライパンに入れて沸騰させ、そこに鯖を入れて中火で煮る
分量は完全にノリ。生姜の量など特にピンとこないので、気が済む程度に薄切りしたものを放り込んでいる。

4. 味噌大さじ1、昆布醤油大さじ2、みりん大さじ1を混ぜておく
「なぜ昆布醤油なのか」だが、これは単に「買ってしまったから」だ。出汁入ってるほうが旨いだろと安直に選んだが出汁の分だけ醤油の風味が弱く、そして出汁は必要なら粉末のものを使うのでありがたみが無く、逆に取り回しが悪くなってしまっている。今回は普通の醤油で入れそうな量の倍でこうなっている。

、とやっている間に数分経ってフライパンに意識を戻す。

5. 灰汁を簡単に取り、混ぜ合わせていた味噌たちを投入し弱火で数分加熱
落し蓋などという上等なものは無い。蓋。

6. いったん火を切り、1時間ほど寝かせる
必須ではないらしいが、味が染み込むなら是非やっておきたい。待ち時間に何をしようか…

薬味に乗せるつもりのみょうがを千切りにし、いったん洗い物。まだ5分かそこらしか経っていないので、この記事を途中まで書いてしまうことにする。我流で決めた調味料の分量メモも兼ねてだ。

ここまで書いて30分くらいは経っただろうか。次の工程に移ろうと思う。とは言え、あとは火の番だ。

7. (落とし)蓋をして弱火で10分ほど煮る
8. 蓋を外しさらに5分ほど煮詰めて、煮汁にとろみがついてきたら完成

実際には再加熱から5分前後でかなり水分が減ってしまったのでそのまま完了。

・・・

画像2

さて、見た目は悪くないが味は塩辛くなってしまった。壊滅的な失敗ではないものの、期待した味にそのまま塩味が上乗せされているような仕上がりでなかなか悔しい。

試しに煮汁を少し薄めてみたものの、多少和らいだ程度に留まった。そもそも素材に「塩さば」を使っていたことと、煮汁を煮詰めすぎたこと、砂糖を使っていないこと辺りが原因だろう。

鯖を半分残しておいたのがリスクヘッジになったのは幸いか。残った未調理分はピーマン辺りと一緒に焼いてやることにして味噌煮リベンジはまたの機会にしようと思う。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?