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RICCAで、見たくない自分と見たことがない自分と見てみたい自分を混ぜ合わせる。

ごきげんよう、ナガセです。
2023年もぼちぼちよろしくお願いいたします。
※今回のヘッダー画像はCanvaより「サロン」で検索しました

さて、久々に #からみえ のマガジンを更新

たろちゃん(仮名・最近タバコの本数が減ったらしい)と初詣行ったんだけど。

そのときに
「知ってる人の勤め先のバストケアサロンに初めて行ってきたわ」
と話したところ
「更新はよ」
と言われたので、
「あ、そうか、これ書いてもいいやつか」
と思い直して、今書いてます。

わたしとたろちゃん(仮名・コーヒーは一つだけミルクを入れる)の間では、奢ったり奢られたりっていうのがほぼないんです。
しかし、この初詣のときは珍しく
「おみくじ引いて良かったほうがコーヒー奢り!!」
となり、見事にわたしは凶を引き当てました。
いやー、もってるな、わたし!
ごちそうさまでした!

というわけで、バストアップ&ボディメイク RICCA へ行ってきた

公式サイトは多分ここのはず。

予約はホットペッパービューティーからやった。

ナガセさん、バストケアしてるんですか

逆に問おう。
貴殿は、わたしがパーツケアに注力するようなマメなタイプだと思っているのか?

これ、会社の人に聞くと高確率で「マメじゃないですか」って返ってくるねんけど、ちゃうねん。
マメやったら、わたしちゃう。

仕事は怠惰を求めて勤勉に行き着いてるけど。
プライベートのナガセなんてさぁ!

  1. がさつと、紙粘土と、麦茶を混ぜて、何となくヒトっぽいものを形作る

  2. 机の角の消しゴムのカスで、目鼻立ちをつける

  3. 一応洗ってあるはずの台拭きを、ぐるっと巻き付ける

  4. 出来上がり

こんなもんだよ!
2日休みだったら、1日はベッドから出ないで終わるんだよ?
マメなわけあるか!

たとえば、冬の保湿も体が濡れたままの状態で使える乳液を足の裏以外に塗りたくって、それで終わりです。
いつもどおり公式サイトしか貼らないから、欲しかったら自分で検索して好きなところで買うんだな!(偉そう

皮膚なんかしらん!
見える範囲がひび割れなきゃ、それでいい!
人前に出る仕事なんかしてねぇんだから!

今年も安定に話がそれたところで、本筋に戻します。

Q. なんで行こうと思ったの? A. 帰国してるって聞いたから

この見出し書いて
「見ようによればストーカーじゃん」
と思ったんだけど、まあ、いいか。

・みおりさん、元気にしてるかなーと思った

・せっかくなら元からある程度体を知られてる&気兼ねなく任せられる人がいいなと思った

この辺が理由です。
みおりさんのことを友達なんてど厚かましい表現はしないけど、前のエステサロンで顔見知りな人だったらまあハードル下がるじゃん、行くのも。

そもそも自分の胸を「なんかいつの間にか生えてきた部品」くらいにしか、思ってない

しかし、女性という性別を考える上では、どうしたって無視できない存在だよね。

わたしねー、義務教育期間中は水泳を結構頑張ってたんだわ。
その当時はとにかく体がむやみに大きくなる(早い話が体重が増える)ことが嫌で、ほんっとーに胸が大きくなりませんように、泳げる時間が減るから初潮もなるべく遅く来てくれますようにって心底思ってた。
思うだけでなんとかなったら全然苦労しないんですけども!

毎日3キロ泳いで、往復で6〜7キロくらいチャリ通して、バカスカ食べて、今思えば太りようがない環境下。
背は伸びてほしい。
けれど、体が重たくなったらもうこの体の価値は終わりっていう絶望をいつも押し込んでた。

クロールで水を掻き分ける感覚なんかもう忘れてしまったけれど、プールから上がる瞬間に急に体へ重力を思い知らされる瞬間は、未だに思い出す。

そんなんだから、胸はないがしろですよ。
大学卒業間近から社会人になって一時期は究極の自己満足として熱中して、インポートものとか買い漁ってた。
リュー・ドゥ・リューにも行ったことあるし、就活はPJにエントリーシート送ろうかなあと思ったりもした。
なのに、形をどうのこうのするだとか、そういうことは自分には無縁だと思ってた。
今もほぼカップ付きキャミソールだし、なんかとりあえず服が着られる状態になればいいやんみたいな。
まー、どっちに傾きすぎんのもセルフネグレクトよねー。
執着も無関心もよくないよねー。

で、知ってる人がバストケアサロンにいるよっていうのもあんまり発生しない偶然だわということで、思い立って予約したっていう経緯。
※本筋に戻しますと書きつつ、また自分の話をぶっこんだのは、我慢してください。

予約はしたけど、当日までになんかすんの?

プロに頼んだら原則として全面的に従え

って思ってんのね、わたし。
お顔剃りのときも、自分じゃ一切眉毛いじんない。
全部ぶん投げる。
変なことしかしない自信があるから!!

なので、こういう場合も
「なにか持っていったほうがいいものある?」
って素直に聞くわけだよ。

そうすると
「普通のブラジャーをお持ちでしたら、持ってきていただけると助かります!」
ってなわけで持っていたわよ。
普通に保管してたけど、何となく前日にもう1回洗った(いらん情報

しかし、後に
「いや、嘘でしょ?」
につながるのである……。

さて、出陣

お店には特に迷うこともなく時間通り到着。
最寄り出口からは、ほぼ直線だったよ。

久しぶりだねえとかのんきな挨拶をしつつ、来店後の流れは、こういう感じ。

  1. 会員登録作業(カルテに個人情報をどうのこうの)

  2. カルテ確認しつつ、カウンセリング(なぜかみおりさんを笑わせまくる羽目に)

  3. フィッティング(大きい鏡に向かうので、色々目の当たりにして「ああああ」ってなる)

  4. (わたしの場合は)当日フィッティングしてもらったものを購入

で終わり。

あ、上半身だけ脱いだり着たりできるようにワンピースはやめといたほうがいいかも〜。
私はふつーにジーンズ履いてました(だって、その後仕事行く予定だったから)

ちなみに、さっきの「いや、嘘でしょ?」は3のときに起きた。

「これはもうサイズが合ってないですね!」with 満面の笑み vs 「私の子供なんだからそんなに胸が大きくなるはずないでしょ」

以下、当日の会話を無断で抜粋(みおりさん、ごめん)

「これがふつーのやつ」(持ってきたものを渡す)
「ありがとうございます! そういたしましたら、一旦着けてみていただけますか?」
で、見てもらうと。  

「これはもうサイズが合ってないですね!」with 満面の笑み

ってみおりさんが。

いや、嘘でしょ。
こんなもんじゃない?
だって、わたしの胸だよ?
母親に
「私の子供なんだからそんなに胸が大きくなるはずないでしょ」
って言われたこともあんのよ?

ぽかんとしていると、サロンオリジナルのブラが手元にやってくる。
「このサイズで一度お試しください」と言われるが、信じられない。
流石に写真あげたりはできひんけど、あんまりにも大きすぎ!!!

いくら太ったからって、アルファベット8個目なわけないじゃん!
私の胸元にはこんなに布いらねえと思うよ?
違う、謙虚とかじゃない。
愉快な仲間はそんなにこぞってこの辺に集合してくんないと思うんだが!!

しかし、”プロに頼んだら原則として全面的に従え” である。
プロの判断をハナからバカにしてはならぬ。
ニコニコしながら、フィッティング楽しいですと選んで持ってきてくれたものなのだから、的はずれなわけはない。

まあ、一目見たら間違いってわかるわなととりあえず腕を差し込み、ホックを一番外側で止めて、左はともかく右はちょっと大きい気が。
だけど、それらしい姿勢で「おねがいしまーす」と一言。

ここがその道のプロの真骨頂。
左の方がやや大きく、曖昧になっていたバージスラインをくっきりとさせるために選ばれたサロンオリジナルのランジェリーは、その実力を遺憾なく発揮した。

このとき、やっぱりみおりさんに頼んでよかったなと思った。

  • 「正しい」を押し付けないところ(どうしてこのサイズなのかという理由を一つずつ因数分解してくれる)

  • 「最適解」を探すことに手を抜かないところ(「向こうのスタッフルームで探して来るので、中座いたしますね!!!!」って、張り切ってた)

  • たのしいですって思わず言っちゃうところ(このお仕事好きなんだねえ、よかったねえって親戚のおばちゃんみたいなことを思った)

嫌な話をしますけど、コンプレックスってそこに漬け込もうと思えばいくらでも漬け込めるじゃないですか。
ましてやバストケア、不安にさせるなんて常套手段じゃん。
(そのへんの画像で宣伝してる全然根拠なさそうなサプリ、お前のことやぞ)
しかし、お店に来てくださったからには、絶対に絶対にサポートします! って気概に溢れてるのよね、みおりさん。

そんでもって、そのへんは、いまいさんもしろくまちゃんもそうなんだよな。
形は違えど、あなたを応援してますよっていうスタンス。
あ、いまいさんとしろくまちゃんの話は、こっから各自読んでください。

【いまいさん】

【しろくまちゃん】

さて、時を戻そう。
フィッティング→バージスラインの確認をその場で撮影してするんだけど、あれよね、フェイシャルの施術受けた直後みたいになってたよね。
胸に輪郭があるし、ってか、ほんとに埋まってんじゃん、隙間。

逃げてたものを元の位置に戻しただけなので、まだ育ちますよ

って、みおりさんが言ってらして
「サイズは全然いらんねんけど、この形とバージスラインは欲しい」
と思って、即決。
理想に育てるの、興味が湧いてきたぞ!

どっちを注力するかとしたら、サイズアップには興味が全く無いので、まさしく今の自分の体での成形って感じなんだけど、これは本当にびっくりした。
写真を共有してもらって、後で友だちに見せたもん。
「安心してください、無加工です」って(より嘘っぽい

ワイヤーがきっちり入っているものを、すんごい久々に買ったんだけど、思っていたより苦しくない。
久々であるがゆえの違和感はあるけど、それは不快ではないし。

いやー、めっちゃ面白かった。
ありがとう、みおりさん!

前日に思い出して買った差し入れ渡して、恐れ多くも他のスタッフさんにもお見送りしてもらって仕事行きました。

そして、会社では
「今日はねー、バストケアサロン行ってきたから、会社に下着を持ち込んだ怪しい人になってんの」
と忘れずにひと笑い掻っ攫っておきました。

まとめじゃないけど、自分の肉体での「女性性」をどう使いたいのか

ワタクシ、中も外も自分のことって、定期的に記事にしておりますの。

巫山戯られる身体と能力とはなにか

現時点の結論は
「肉体以外の性別あるいは視点を、自分の意思でどっちつかずに配置出来ること」
である。

・わたしが持って生まれた肉体の性別は女性である
・現在、肉体の性別に対して違和感がある状態ではない
・子供に対する願望がなく、繁殖機能としての性別は正直いらないと感じている
・しかし、自分以外の人間に対してノンバイナリーを主張したい意思はない

上記が前提。

見た目の話だと、例えば纏うものは性別を取っ払った範囲で選び放題の状態にしたい。
そうするとやはり極端な体重の数値だとやむなく選択肢が減る。
性別をデフォルメしたような格好も、わざと画一した格好もやりたい。
性の強調も消去もどっちもやりたい。
見た目に限らず、自分の作品でもだ。

だから「巫山戯られる余白」が身体と能力に欲しい。

https://note.com/m00nmachinery/n/n5330efceae7c?magazine_key=mbbafb4e3c34d

性別をデフォルメしたような格好も、わざと画一した格好もやりたい。
性の強調も消去もどっちもやりたい。
をどうにかするには、胸をないがしろにしたままにしとくわけにはいかなそうじゃない。

だったら、ちょっと形きれいのするのを頑張ろうかなーと思って。
もう一回長期計画を練る!
あれこれできるようになりたいから。
バストケアは、なんか面白いことになったらまた書きます。

では、また次の更新で〜。


おまけ

今回のボツタイトル集。

生まれてはじめてバストケアサロンに行ってきたら、思ってたより胸に手を当てて考えることが多かった話

ボツ理由:特段目を引く単語もなくて中身がない上に、ただ長い。

ロシア美女とバストケア

ボツ理由:アンパンマンのタイトルよろしく、すっぱり言い切ったようだが別におもんない。

右からやってください

ボツ理由:胸を下着へ収める際の工程の一部なんだけど、ここだけ引っこ抜いたって伝わらん

友達に会いに行ったついでに、胸を改造した

ボツ理由:友達じゃないし、改造もしてない。一から十どころか純度百%の虚偽。

結局ねえ、ちょっとエモそうなタイトルがうまいんですよ、ナガセは。
自画自賛は実質無料!(実質じゃねえよ

さて、本日も最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!


〜ここから下はCMです〜

マガジンのまとめ

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これは2021年に録ったもの。
毎回なるべく無謀な曲に挑戦しがち(成長しているかは、自分では全く客観視出来ない)

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