短い記録 75個め
関西は梅雨らしい天気です。
ええ、雨です。
ボイトレ行ってきたんですけど、ちょっと考え込む出来事がありまして。
言われて嫌だったっていう意味では全くなくて「そういえば、持ってないな、なんでだろうな」って気づいた話。
ちょっと前に話したと思うんですけど、選んだ曲を今回も練習してたんですよ。
このへんで書いとる。
自分で決めた曲自体は、結構詰め込んで練習もしてたから出来は良かったんです、実は。
できることはやった！ みたいな感じでレッスン行ったし、これでまだまだだめなところがあれば、もうそれは練習以外での実力の天井だろうと思って。
……とても偉そうである。
だってどメジャーの曲だから！
下手だったら速攻でバレるわけじゃーーーんと思いながら、夜な夜な練習したんすよ！
見栄っ張りなんすよ、わたしは！
で、問題が先述の「練習以外での実力の天井」に埋まっていたことを見つけてしまったんです。
一言でいえば、感情を出さないようにしていないかというもの。
わお、聞いて固まりました。
先生曰く、声は自分自身と繋がりがある「ごまかしが効かない楽器」なので、歌を聞くとその人がどんな人なのかという内面がある程度理解できるとのこと。
そんでもって、今回の話。
「歌を聞くと、ナガセさんは優しい人、素直に歌う人で周りに気を使うタイプなんだろうなと思った」
「ナガセさんはいろいろなものを持っていると思うのだけど、それが薄い膜を張った中に閉じ込められているようにも見える。だから、感情を出さないようにしているような感じに思える」
え、え、え。
そういえば、なんでだ？
冒頭でも書いたようにこれを言われたことは不快ではないんです。
だけど、「膜の中にあるものってなんだろう」と、とても気になっている次第。
今回の練習は自分では選ばない曲だったから、いつもとは違う意味で没頭して練習できていたんだけど。
好きな曲で没頭して練習することとは違って、宿題をこなす（クリアする）ことに夢中になる感じが近かったかな。
ちょっとゲームっぽい。
だから、先生が伝えてくださったように、こういうふうに表現したい、こういうふうに歌ってみたいという自分が「出したい自分」は組み立ててないままで宿題をやってたっつー状態なんですよね。
そうなると、アラがなくなったことによって一定の基準までは行けたけど、シンプルに可もなく不可もなしになっただけってことかもしれない。
歌で表現したいことってなんだろう、わたしの中で。
というか、なんで表に出てこないんだろう。
埋まっている、隠れている状態だと思うから、存在してないなんてことはなさそうなんだけどなー。
多分、今回の歌はきれいにまとまっていたんだと思うんだよね。
ちゃんとできているねと言われやすい状態。
「いわゆる新人オーディションだったら、1番を歌って一次（って言ってたかしら）は通れそう」「例えば『押してもだめなら引く』の『引く』ほうはできているから」って言ってもらえていたから。
どの曲を歌うときにも出てくる自分って、どこにいるんだろう。
えー、出てきてくんないかなあ、知らん私。
ちょっと喋ろうよ（ナンパかよ）
この話はボイトレを始めたばかりじゃ聞けなかった＆わからなかったことだから、やっと初心者から抜け出せたってことかもしれないなー。
それは嬉しい。
あと、今までの練習してきた曲の中で一番良かったって言われたのも嬉しい。
嬉しいので、嬉しいと積極的に言いふらそうと思います。
今日、長い！
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先日の記事でやる予定っていってたやつです。
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歌、うまくなりたいな〜。