人によって集中力を発揮できる環境がことなる?

「インプット大全」の中で集中できる環境について集中力を高める環境作りについての記述がありました。

その内容を要約すると…

「普段の集中力が高い人は図書館のような静かな環境が集中でき、普段の集中力が低い人はカフェなどの雑音下のが集中できる」

というものです。

びっくりですよね。普段から集中のない人のが雑音のある環境だとそっちに気がいって勉強や仕事は捗らないんじゃないかっていう気がしますよね笑

その根拠となるストックホルム大学の研究が以下のものです。

「普段集中力の足りない生徒にホワイトノイズを聞かせると学習効果があがり、逆に普段集中力の高い生徒にホワイトノイズを聞かせると学習効果が低下した。」

というものだそうです。

なるほど。ストックホルム大学はそのホワイトノイズの雑音を日常生活上の雑音に当てはめて考察したわけですね。

でもどうなんでしょうね。そもそも普段から集中の高い低いをどのような手段で測ったんでしょうかね…。まさか大学のお偉いさんがたの主観じゃないですよね?またホワイトノイズは言語音や環境音の含まれない機械的な雑音ですけど、我々の日常の中の雑音は言語音と環境の塊ですので果たして同一のものとあてはめてよいのでしょうか。

また注意力の中にはあらゆる不必要な刺激の中から必要な刺激へ意識を向けることのできる選択性注意というものも含まれます。脳の損傷などで起こる注意障害ではそれら注意機能の低下が認められることが一般です。そしてリハビリの際はそれらの雑音を制御して行うということも一般的です。それらのことを考えるとその主張はどうなんかなと思いますね。

実際のところ僕も集中は切れやすく、勉強中近くでおしゃべりしているのが聴こえたらそっちへ意識が持ってかれ参考書の内容が全く頭に入ってこないということがよくありました笑

ということで僕は今まで通り普段からの集中力は低いですが勉強する時には静かなとこへ行こうかな思います笑

でも、もしかしたらホワイトノイズを聴きながら勉強するってのはもしかしたら普段の集中力低い人には有効なのかも!

そっちは試してみるかー笑