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chatGPTで作ったビジネス書「夢を叶える力」

昨日、ホリエモンの「夢を叶える力」をkindleにお迎えして,読みました


「あとがき」だけはホリエモン自ら書いたそうです。それ以外は、chatGPTに書かせています。

ホリエモンは「chatGPTに本を書かせたのは世界で初めてではないか」と言っています。


文体はホリエモンのそれではなく、著者を誰に変えても構わないような一般的なものです。

内容も自己啓発書によくありがちな内容です。

ホリエモンの本として読まなくても構わない本です。

ですから,おそらく賛否両論だと思います。


しかし,この流れに反対しようと非難を浴びせようと、おそらくこの流れは加速します。

汽車が発明された時、
電話が発明された時、
形態が世に出た時、
ワープロを初めて目にした時。

受け入れられずに「そんなもの❣️」と一蹴する人は一定数いました。

自分の知っている世界に安住する方が楽だからです。


しかし,AIに本を書かせるということは今後は普通のことになっていきます。

この流れは止まらない不可逆なものだと思います。


先ほど述べた文体のことも、おそらく2〜3か月で解消されるのではないかと思います。


それ程ディープラーニングの変化の加速度は大きい。

単なるデータベースから文章を引き出してくるのではなく、その場で文章を作り出すAIの基本能力は日々進化しています。


今回のホリエモン(❓)の著書は、パンドラの箱を開けたようなものかもしれません。

世界はこうなっていく。
僕らはおとといまでの世界に安住するか,AIが本を書く世界の中で自分の生きる道を見つけていくか,どちらを選ぶでしょうか。

これまでの歴史の流れを見ると、答えは明らかですね。


第2作目が出るのが楽しみです。

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