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eeic2Aを振り返る

やった〜!春休みだ〜!!!

ってことで、試験期間中に飽きた時とか使って書き溜めてたこの記事を公開することにしました。ガチガチに内容まで踏み込むとかではなく、これからeeicに進学しようかな〜とか考えてる人が、こんな感じだよ〜(ゆるゆる)って分かるような記事だといいなって思ってます。(でもたぶんこれだけじゃ無理。)

※あくまで個人の感想です。内容も間違ってたらごめんなさい。2020年度の講義について扱っていますので、担当教員が変わって大きく異なってくる可能性もあります。

 試験についてはあまり触れてません。嫌なものは思い出したくないし。

 念のため、執筆当時の著者は電子情報工学科に内定してはいますが、進学まで決まっているわけではありません。(めんどくさい、はやく進学決定してほしい。)


これから進学選択を迎える学生のみなさん


進振りはeeicへ!

以上です。心よりお待ちしております。


講義

まず大事なことですが、eeicはホワイト学科です。安心してください。(研振りとか知らない子です。合計点時代の先輩方には一生頭が上がらない気がします。)

時間割順に講義を紹介していきますが、それを見て、
「毎日4コマ埋まってるとか高校生の時間割みたいじゃん笑」
とか言いたくなりそうですが、気のせいです。そんなこと関係なしに、勝手に一週間が終わって、また勝手に一週間が始まってます。そんなものなんです。何言ってるのかよく分かりませんね。(とりあえずホワイト学科だよ♡

・月1 信号解析基礎
 その名の通り、信号の解析に使えそうなことを学びます。フーリエ変換とかフーリエ変換を使ったいろいろをメインに扱ってました。理論の理解って感じの講義だと思います。そこそこ面白いんですけど、実際に具体的な計算してみよう!みたいなのは講義では無かった気がします。
 中間試験の期間に、前半講義のまとめをA4用紙1枚の表面にまとめるという課題が出て、あとは期末試験(持ち込み不可)のみでした。出席も一応取られました。
 オンライン講義ということもあり、板書を講義後に(すぐというわけでは無かったのですが)公開していただけました。教科書はあってもなくてもって感じです。

・月2 ディジタル回路
 バ美肉講義です。「(先生の名前)コスプレ」でGoogle先生に聞いてみると、かわいい写真が出てきたり、先生のTwitterの趣味アカウントが出てきたりもします。先生(男)が電通大のミスコンにも出場してたらしい。
 話題に尽きなさそうなこの講義ですが、扱っている講義内容も面白いです。論理ゲートを組み合わせることでできる、様々な機能やその動作を学びます。マインクラフトでレッドストーン回路組んでみたりすると、講義内容の良い復習にもなると思います。楽しく遊んで学べるなんて最高じゃないですか。ここで学んだことを使えば計算機も作れるようになると思います。多分だけど。
 中間試験と期末試験(いずれもA4用紙1枚両面持ち込み可)があった以外は、課題も出席もありませんでした。
 教科書はいらないと思います。講義資料がだいぶ分かりやすいです。

・月3 電気磁気学Ⅰ
 必修です。前期教養の電磁気よりさらに踏み込んだところまでやるとは思いますが、身構える必要はないと思います。(でもちゃんとやらないと特に試験前に痛い目を見ます。)前半が電気、中間試験を挟んで後半が磁気です。毎週ちょっとした演習課題が出ます。
 中間試験、期末試験共に持ち込み不可です。
 教科書は買っても買わなくてもご自由に、という感じで、基本的には講義資料見れば大丈夫だと思います。

・月4 電気磁気学Ⅱ
 電電だけ必修ですが、電情の人も取るべきだと思います。(というか切る理由が全く無い。)前の時間の講義の電気磁気学Ⅰで理論を学んで、この講義時間ではその演習問題(+課題)を解くって感じです。試験も電気磁気学Ⅰ/Ⅱでまとめてやります。

・火1 情報通信理論
 エントロピーのいろいろをやります。とにかくエントロピーです。マルコフ情報源のランレングス符号化に親を殺されました。こんな問題に出くわしたら同じ気分を味わうはずです。
 期末試験(A4用紙1枚両面持ち込み可)と数回のレポート、出席が一応取られていました。
 教科書からレポート問題が数回出たので、一応買っておくことをオススメします。(対面講義だとどうなのかは知りませんが、板書がちょっと見づらく、資料の公開等が全く無かったこともあります。)

・火2 電気電子計測
 計測機器の動作原理を学びます。ほんとにいろんな機器を扱います。試験範囲が膨大でかなりしんどいですが、踏ん張りましょう。計測機器の原理ってすごく頭よくて、初めは何言ってるの?って感じなんですが、噛めば噛むほど面白くなる講義だと思います。
 残念ながら、期末試験は持ち込み不可です。"ゆたか"に説明させられます。
 悔しいですが、教科書は必ず買いましょう。毎回の講義は教科書ベースで進んでいくのに加え、毎回教科書から課題が出て、試験範囲も教科書ほぼ1冊分です。出席も毎回取られました。

・火34 電気回路理論第一
 必修です。ロリ論って呼ばれてます。回路やそこに流れる電流の計算方法についていろいろ学ぶので、電気系学科に進学するんだな〜って実感できる講義だと思います。電気磁気学の講義と被りそうで、結構違う内容を扱っています。
 毎回演習課題があり、前半は講義時間内、後半は講義日中に課題を提出すると、追加点がもらえます。(焦って間違えてしまうのはもったいないんですけどね。)
 中間試験と期末試験(いずれも持ち込み不可)に加え、出席も取られました。
 教科書はなくてもいいと思います。オンライン講義でしたが、板書も見やすかったですし、講義後すぐに板書が共有されます。

・水2 プログラミング基礎演習
 前半はC言語、後半はPythonを使ってプログラミングしていきます。1.5単位と単位数的には少し渋めの講義ですが、やることはプログラムを書くだけです。
 全13回の小課題に加え、最終レポートが課されました。最終レポートは、独立成分分析(ICA)を実装していろいろ試してみよう!というもので、なかなか楽しかったです。なにより、ちゃんと分離して計算できた時の感動はなかなかでした。

・水3 数理手法Ⅰ
 前期教養の基礎統計の強化版みたいなのをやりつつ、実際にExcelを使ってデータ分析をする練習もしてみようって感じの講義です。講義内容を見る分には普通に使えるものだし、必ずと言っていいほど取るべき講義だとも思うのですが、教授が(以下略)
 教科書買ってそれ読んで、講義出ないのが最適解な気がします。正直に言って、講義がいろいろと不親切だったと思います。
 緊急事態宣言明け、着払いで試験送りつけてもいいですか。

・水4 数学1D
 常微分方程式、変分法(解析力学)、ベクトル解析(座標変換がメイン?)を扱いました。eeicの必修の数学と講義内容が被るところと、全然違うところとがあります。
 中間試験と期末試験(いずれも持ち込み不可)に加え、数回のレポート問題が出ました。
 物工・計数の人々にボコボコにされる講義です。進度も異常ですし、なんでこんなことになったんだろう。大変だな〜。

・水5 数理手法Ⅷ
 線型代数を応用して、行列計算の具体的な使用例を見てみたり、確率分布の話をしたり、グラフ(?)の話をしたり、幅広く扱う講義です。理論をもとにしつつ、実際にどう使われている(表れている)のかを見ていきます。面白いとは思うのですが、どう勉強すればいいか分からない科目でもあると思います。
 毎回の講義で演習課題が出ましたが、理論ばっかりで実際の計算はどうなるのか確認することがメインになっていたので、良い復習になると思います。また、半分くらいはMatlabを使う課題で、負担もそこまでではないと思います。
 ......と言いたかったのですが、時間制限付きのレポートという名の、実質期末試験がありました。許せない。

・木12 電子基礎物理
 前半は量子力学、後半は統計力学について学びます。この講義を取っておくと、電子デバイス基礎の講義内容の理解もさらに深まると思うので、電情の人でも取っておくといいんじゃないかなって個人的には思います。(4単位だし。)
 スライドとかいろいろアップされるので、教科書は買いませんでした。
 中間試験(何でも持ち込み可)と期末試験(A4用紙1枚両面持ち込み可)に加え、毎回のレポート課題がありました。

・木34 ソフトウェアⅠ(A1ターム)
 必修です。C言語を使って、ゲームとかいろいろ作ります。プログラミング好きな人とかが大好きな講義だと思います。プログラミング基礎演習とは違って、こちらの講義の方が、何かモノを作るって感じがあります。
 毎回の講義で実装課題が出されます。また、期末(時期的には中間試験ラッシュのところ)課題も出ます。Githubを使って課題を提出しますが、細かいところまでしっかり説明してくれるので心配しないで大丈夫です。

・木34 ソフトウェアⅡ(A2ターム)
 電情のみ必修です。ソフトウェアⅠの強化(というよりかは、重実装化されるという意味で魔改造)版です。正直プログラミング好きじゃない人にとってはしんどいと思います。金曜日、土曜日あたりは潰れました。プログラム書く時、時間が経ってしまうと、どうやって実装したんだっけ......とか、この変数(関数)何に使ってるんだっけ......とか、ここの部分何を思って昔の自分は書いたんだろう......となってしまうので、(私が未熟なだけ。)なるべく一気に仕留めるようにしました。(クリスマスイブにも徹夜したのはいい思い出です。課題が恋人。)課題はzipにしてLMSで提出します。
 ソフトウェアⅠもそうなのですが、仕様書的なものを書かされるので、ただ実装すればいいのではなく、動作をきちんと理解し、相手に伝わるような説明を書く練習もさせられます。実装と同じかそれ以上の時間がかかることも。

・金1 エネルギー工学
 主に電力システムについて学びます。それに関連して、交流の理論とかもやりますが、ロリ論で間に合います。電気系の教養って感じがするのですが、あくまで個人の意見です。先生がとても優しいです。が、出席は取られます。
 期末試験(A4用紙2枚両面持ち込み可)と中間レポートがありました。

・金2 電子デバイス基礎
 前半講義は電子基礎物理+αみたいな内容を扱い、後半講義はMOSトランジスタをメインに扱います。進度も速いうえに、扱う内容も難しめの講義ではあると思います。
 中間試験はなく、期末試験(A4用紙1枚両面持ち込み可)一発勝負です。出席も課題もありません。
 スライドメインの講義なので、教科書はいらないと思います。

・金34 電気電子数学演習
 ベクトル解析、常微分方程式(+ラプラス変換)、複素関数論を扱います。
 それぞれの内容ごとに試験がある感じなので、中間試験2回と、期末試験(いずれもA4用紙1枚両面持ち込み可)があります。また、やる問題が事前に告知されるので、それを予習として解いてきて、講義時間内で発表することができます。(加点もされるはずです。)発表者は、希望者多数の場合はジャンケンで決まります。運も実力のうちってね。
 初めは発表希望者も多いのですが、複素関数論の範囲になってくると、難しくなってくることに加え、課題(主にソフトウェアⅡ)や期末試験対策で、数学演習の予習まで手が回らないよ〜って感じになってくるので、そこらへんが狙い目かもしれませんね。

おわりに

 さらっと講義紹介していくつもりでしたが、余計な話もしたせいでだいぶ長い記事になってしまいました。(決して講義数が多いわけではないと思いたい。)
 専門科目ということで、本格的に、自分の興味に近い内容を扱う講義も多くなってきますが、怠惰な学生というのは変わらないもので、課題を溜め込んだり、試験直前に講義をようやく見始めたりするものです。(自戒?ゲフンゲフン)
 無理のない範囲でこれからも頑張っていきたいですね。

 ここまでの約5000字を読んでいただきありがとうございました。

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