コロナワクチン その2

おはようございます。ようやく、コロナワクチンの接種がスタートしましたが・・・個人的に一つ気になる点があります。それは、配下・接種の進め方です。

当初より、高齢者からとしていること。また、予約制ありきで、順番を守ることが前提。確かに、高齢者の重症化リスクを低減し、医療現場での逼迫状況を解消することが急務であることは間違いないのですが、この視点ではかなり足元しか見えていないような気もします。

先の考え方とは全く別に、現役の就労者を高齢者と同等に優先して接種させる方法はないのでしょうか?また、予約制は前提条件としてはベターな選択だったのか?なぜなら、医療の視点からであれば現在の進め方になるでしょう。これは縦思考であるロジカルな考え方であり、物事の連続性としては当然の結論と施策かもしれません。

しかし、社会全体として経済状況や、多くの人々の生活を安全に守るという視点で考えた場合、横思考で考えると全く違った結論や施策が考えれると思います。例えば、「打ち手が足りない」という問題においては、国外では『注射器が扱える人』と考えているようです。また、予約制なのではなく、本人確認が出来れば、誰でもいつでも摂取できる体制構築がされています。これは、医療や病状だけを見た考え方ではなく、社会全体の『蔓延』を早期に抑え込むために進められている施策です。

この結果、社会全体の人々の安全や安心が早期に取り戻す傾向であり、経済状況の回復にも明るい兆しが感じられます。一方、日本ではどうでしょうか?未だ、自分も含めその順番さえも見通しがないまま、自粛や我慢を強いられる状況を感じています。優先順位の問題ではなく、開始する際の視点の相違に大きな違和感を感じます。

早期にこの状況を打開し、全てにおいて正常な状況に戻したいと誰もが願っていると思います。この状況下で、オリンピック開催しても「真の感動」が湧き上がるのかが疑問です。少なからず、日本国内で「どこでも、だれでも、いつでも」接種可能な状況を整えることはホントに不可能なのでしょうか?

大規模接種会場も、予定の対応人員を下回る結果となっていること自体、当初の見込みと施策が間違っているような気もします。実施前に、もう少し柔軟で幅のある体制や計画を練るべきではなかったのではないでしょうか?

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