見出し画像

2024/6/7 現体制ラストワンマン



LYSM現体制LAST ONEMAN TOUR 2024 FINAL“4人とLYSMを刻んで"@下北沢シャングリラ、ありがとうございました。


1/27からツアー開始とBLAZEで発表されていたのがしれっと3/8スタートで告知し直されていたり、その前に前ミニツアーと称した全国対バン&主催スタンプラリーなる催しをしてみたり、ファイナルの日程がなかなか決まらずみんなをやきもきさせてしまったり(私たちもやきもきしていました)

波乱万丈なツアーの幕開けでしたが、無事にファイナルを迎えることができました。


「3.2.1 えまたー!」
「あ」の口で終わってるおかげでみんなとってもいいお顔してるね



この日をもって、ブルー担当一宮えまがLYSMを卒業。

えまへの思いはまた別の記事にしたためます。



- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -



ライブ、すんごい楽しかった。


もうずっと楽しかった、本編14曲にアンコール2曲。

BLAZEワンマンでも第1部9曲、第2部8曲にアンコール2曲と分けていたので、一気に14曲はたぶんLYSM史上初めてくらい?だと思う。


セトリを組むにあたっては、とにかくえまがやり残したことがないようにしな、と伝えて絶対にやりたい曲を決め、それを今回のツアーのベースとなった新横浜のセトリに組み込んでいく形で決まった。

全曲やりたい気持ちはやまやまだったけど、会場の時間がギチギチで持ち時間の限界があったため、泣く泣く2曲(ツミキクズシ、ワンルームパレード)だけ削ることとなってしまいました。この2曲のファンのみんな、ごめんよ。

【セットリスト】

-SE long ver.-
1. ディスコネクションコード
2. 真夜中ラットホール
3. 奇跡のクローバー
4. リリカルスローモーション
5. 春に問う、君に恋う
6. 僕らは。
7. Moonraker
-MC-
8. ネオンで花束を
9. 泡沫サイダー
10. 47seconds
11. No time to die!!!!
12. Bet on the moment
13. BABY BABY
-MC-(えまからのお手紙)
14. LYSM

en. 離れ離れ

en.2 無限大Actor

- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -


今回のライブをいかに普段の単独公演と違った特別なものにするか、と話し合う中で、3つの"特別"が採用された。


1つは、オープニング映像。

BLAZEのときは1部2部の間を区切るメッセージ動画だったけど、今回はライブの勢いを絶やさないよう2部構成にはしない、ということだったので、開演前に流すことでみんなの気持ちをこのライブにぐっと引き込みたいな、と思った。

私簡単な動画なら作れるよ!という触れ込みで私が提案したのだけど、まりぴが最近マネージャーひめから動画編集を習っていたりエマリアチャンネルの素材を持っていたり、という理由もあり、最終的にまりぴに全投げすることになってしまった。しかも4日間という急ピッチで。マジで申し訳ない。謝罪と感謝のスタバチケットを贈らせて頂きました。


私がこういう風にしたいというイメージだけ伝えてお願いする形になったんだけど、予想を遥かに超える最高の思い出ムービーが出来上がっていた。めちゃくちゃよかったよねあの動画。

ちょっと手違いがあってマジのベストver.が流れなかったのだけ惜しいので、せっかくのまりの努力の結晶だしYouTubeに載せちゃったりなんかします?



2つ目は、サインボール投げ。

みんなでプラスチックのボール1つ1つにサインとメッセージを書いて、アンコール1曲目の離れ離れで投げる、というものだったのだけども。


みんな、俺たち肩が弱くてごめん………………………


当日のリハーサルでちゃんと投げる練習をしたのだけど、ボールが軽いのもありなんか全然飛ばなかった。全然Sチケエリア辺りで落ちた。

いやね、私割とキャッチボールとかできる人なのでちゃんと投げようと思えば投げられるんですよ。ただライブハウスというのは照明があってですね。上にカーブを描く球を投げると照明に当たって垂直に落ちます。頭に直撃してる人何人も見たマジごめん。

どうしようか悩んで砲丸投げみたいなプッシュする投げ方で投げたらそれはそれで真っ直ぐ飛びすぎてスピードにビビった。顔に当たってないか心配です。でもチェキのときボール捕れたよ〜って見せに来てくれた人もいて安心しました。私のボール取れた人みんな教えて〜



3つ目は、写真のプレゼント。

私の好きなバンドたちがタワレコやHMV BOOKSなんかでパネル展をやって、最終的にそれを抽選でプレゼントする、というのをよくやっているところから着想を得ました。

キンコーズとかでちゃんとパネルにしてシャングリラの壁に貼る、ということも考えたのだけど、みんなの持って帰る手間と予算の都合を考えて今回は写真立てでという形になりました。

みんなでこの4枚の写真をどれにするか選んでる時間、過去の変な写真が出てきて爆笑したりエモい写真が出てきてエモ〜い!!って叫んだり、楽しかったなあ。


最終的に選んだ4枚を2L版でプリントし、サインを書いて百均の写真立てに入れたのだけど、これだと簡素では……??と思ったマネージャーひめが家で写真立てをデコってくれて、とっても可愛い仕上がりになりました。

かわいすぎ。天才かよ。

当選したラッキーな4人のきみ、おめでとう。
大事にしてね。

- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -



ここからは少し暗い話も混ざってきちゃうけど、私自身のこと含め大事な話をします。最後まで自分語りだけど最終的には前向きにまとまるので、ここまででも既に長いけど読んでくれたら嬉しいです。こいつの自分語りなんか興味ねえやって方はブラウザ閉じて頂いて大丈夫です。


今回のライブ、本当に全国からリズマニが駆けつけてくれた。

普段から東京のライブに足を運んでくれる関東リズマニはもちろん、愛する我が東北の各県から関西まで、チケット購入者一覧の名前を見ただけでびっくりするくらい、それはもう全国から。

こんなにもたくさんの人が金曜日という平日の夜、お仕事を休んだり早く終わらせたり、遠方から交通費をかけて向かってくれたり、4人LYSMの最後を見届けるために時間とお金を使って集まってくれたことが本当に嬉しかった。

それに報いるだけの思い出を絶対に持ち帰ってもらうぞ、とより気合が入った。


チケットの売れ行きに不安を抱えたまま迎えた当日、思っていたよりずっと後ろまで人がいて少し安心した。


だけどその数字はというと、シャングリラのキャパと比べたとき、私が許せる本当にギリギリ最低限のライン。


正直めちゃくちゃ悔しい。

遠方の人がこんなに来てくれているのに、ワンマンに来てくれるほどの東京のファンを増やすのってこんなにも難しいことなのか。


だけどこのライブに向けてやれること全部やったかと言われたら全然だと思う。だから悔しいと口にするのも恥ずかしいし烏滸がましい。



何を言っても言い訳にしかならないかもしれないしこんなん今更言うことじゃないかもしれないけど、このツアーの間で私にはコロナや喉の不調だけじゃなく、メンタルの調子を崩しステージに立つのもギリギリという時期がありました。

異変に気付いた母が連絡をくれたのをきっかけに決壊して、泣きながら思いを書き殴って送り付ける日もあった。

無条件に愛を注いでくれる母にいつも救われています。母は強し。BLAZEも仙台もファイナルも来てくれてたよ



その結果能動的に何かに取り組むことがほぼできず、アイドルとして存在を絶やさないための最低限の投稿をしつつ、生きるために必要な最低限のことだけして生命活動を維持していました。

(noteの更新が途絶えちゃってたのもこれが理由でした。頭がからっぽで、文章が全く湧き上がってこなくて絶望していた)

(ただBLAZEのときやっていたビラ配りや路上ライブをやらなかったことについては、私たちの中で「今回のライブは、この日初めてLYSMを観る人というよりかはLYSMの歴史の中に一度でも存在してくれたことのある人にこそ観てもらいたい」という気持ちが固まっていたからというのがあります。
「この日のためにやっている」という努力を目に見える形で分かりやすく見せるパフォーマンスとしては効果があるのかもしれないけど、今回はこの4人で笑顔でファイナルを迎えるためにも遠征や体調不良が続くなか徒に体力と精神を消耗すべきではない、と考えた上での決断だったので、そんなんもやらんで何がやる気だよ、とお思いになった方もいるかもしれませんがご理解頂ければ幸いです)

そんな中、最後の10日間でやっていたインスタライブは、ありとあらゆることで自信や生きる意味を失いかけていた私の最後の足掻きだった。


その足掻きが、私を助けてくれた。


「喉の調子が悪いからできるだけ喋らないで過ごしたい」という思いと「配信をやるなら最低一時間」という謎の思い込みに囚われて「ファイナルに向けて配信をする」という選択肢は一度消えていたのだけど、とある芸人さんが一日ほんの10分から20分ほどその日の出来事などを話すラジオ配信をやっていたのを聴いて「あれ、意外とこれでも満足感あるじゃん」と思ったのをきっかけに、「10分15分とかだけでも毎日配信したら言葉や思いは伝わりますか?」とツイートしてみた。

短時間でもOKだよ、待ってるよ、という声が届いた。

それだけで、行動に起こすには十分だった。

その日の夜から毎晩、15~30分のインスタライブを始めた。

毎日20人前後ではあるけど、インスタライブというバックグラウンド再生もできない媒体で、このライブ配信のためだけに時間を使ってくれている人がいるという事実が、私に自信と生きる意味を少しだけ取り戻させてくれた。

この人たちのために頑張りたいし、頑張らなければいけないと思った。



カウントダウンの数字がどんどん小さくなり焦りも募る中、少しずつだけど販売枚数は増え、その時点で販売を締め切っていたVIP/Sチケットを除いた一般チケットの販売枚数は、インスタライブを始めた5/28から当日までで4倍以上に跳ね上がった。

私のインスタライブの影響が及んでいるかはさておき、とにかく行動しなくちゃ何も始まらないんだってことを思い出した。


- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -


今回の数字を見て、もっともっと自分を見つけてもらうためにやらなきゃいけないことがあるな、と感じた。


アイドルとして大きなステージに立つこと以外で具体的に夢を語るならば、まずは仙台のお仕事がしたい、というのがある。そしてゆくゆくは、楽天イーグルスに関わるお仕事がしたい。

そのためにもっと仙台出身であることをアピールし、仙台の魅力を伝えられるような投稿を増やしていきたい。


あとは、文字を書くお仕事がしたい。

私には生憎創作の才はなかったけれども、多少なりとも読み応えのある文章、読んでいて面白いと感じてもらえるような文章なら書けるんじゃないかと思う。

継続的に書き続けられるテーマが見つかるかはそのとき考えるとして、コラムやライブレポのようなものをお仕事として書けるようになりたいから、文章力向上のためにも可能な限りまたnoteの更新も継続していきたい。そしてこういう文章を書ける人間がいるぞということをもっと世に広めたい。


ファイナルの話をしていたはずなのに、なんか全然違う座標に着地してしまった。



とにかく、今日という日が人生のターニングポイントになったかもしれないな、という話でした。


次はえまについて書きます。



2024/06/07 深夜〜明け方

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?