Butterfly Effect
今は昔。
りりかるが若くてピチピチして、子鹿ちゃんみたいにスレンダーで、生意気で、得体の知れないパワーに満ち溢れていた頃。
「若さ」は「馬鹿さ」。
「若さ」は「傲慢さ」。
「若さ」は「怖いもの知らず」だった。
その頃、世界は私のもので、私は私の世界の女王様だった。
「夜の蝶だった私」
罠という名の店。
ピンクの鳥の名前のお店。
流氷の天使の名のお店。
唇という名のお店。
絶頂という名のお店。
縦糸という名のお店。
お店が変わると名前も変わる。
モモ。
レオ。
サラ。
キララ。
エリカ。
アコ。
ヨーコ。
マヤ。
まだまだ、いーっぱいある。
20cm近いピンヒールと、セクシーなドレス。
こんなイメージ。
あくまでもイメージ。
こんなにウエストはくびれてなかったし、胸もペッタンコだった。
私は外国人がメインの店で働いていた。
はっきり言って日本人のビジネスマンには、あんまり人気のない私。
外国人のお客様のほうが、気にいって貰える確率がまだ高かった。
こんな感じの美女たち、いたよ。
ドリンクを一杯貰えば、私には500円入って来る。
数十万円のシャンパンのボトルを入れて貰ったり。
チップで5万とか貰うこともあった。
世界各国のお金持ちの男たちを見た。
だからお金持ちを見ても何とも思わなくなった。
見慣れてしまったのだ。
油田王とか、とんでもないレベルの人とかを見たらびっくりしたと思うけど。
麻痺、した。
色んな感覚。
…でも。
私はお金持ちになりたいとか、お金でなびくとかなくて。
だって、高円寺の風呂なしアパートに住んでいたもの。
銭湯通いだったもの。
小金が貯まるとすぐにインドやタイに遊びに行っちゃう、キリギリス。
ああ…お金、貯めときなよ、って誰か言ってやって下さい、あの頃の私に。
とにかく酔っ払っていた、毎晩。
「おはよー」とバーテンダーに挨拶すると、「ほらよっ」とテキーラショットが出て来た。
酔っ払ってないと、仕事が出来なかったの。
私は意外とシャイな所があり、酔っ払ってる方が、セクシーさや女らしさを表現しやすかった。
普通の会社で働く人達の感覚がわからなかった。
サラリーマンとかOLの人とか、凄いな、私にはムリ、と思ってた。
でも25になった頃、いつまでもこの仕事は出来ない…と焦った。
自分が何者でもないただの阿呆なキリギリスだと、身に染みた。
もしも興味のある方がいらしたら、どうぞ。
琴花酒さんから、渡されたカッピーさんのグンゼのパンツ…
じゃない、バトン。
お題は「夜の蝶だった私」。ごめんなさい、色っぽいのはピンヒールとドレス、それから美女の写真だけだった😱
蝶と聞いて、「バタフライ・エフェクト」という言葉を思い出した。
関係なさそうでいて、世界は繋がっているよね。
好きな言葉だから、タイトルにしてしまう。
今は子鹿ではなく、単なる田舎のぽっちゃり大人女子(幾重にもオブラートを重ねた物言いを赦して欲しい)。
脳内では若かりし頃の自分で恋愛映画が再生され続けている。
そうnote上でも。
アバターである…
…いやあぁぁあっ😱
リア充になりたい…
さて。
私がバトンを託すのは、憧れの女性。
星マリアさん。
う、美しい。
モデルさん?
えっ?
占い師さんですと〜?
あまりの美しさに驚き、しかも心までもお美しい…いきなりメロメロパンチにノックダウンされてしまったの。
お題は「美学」です。
憧れの女性の「美学」を知りたくて、お願いしました。
マリア先生よろしくお願いします!
ひとつ前の記事は、こちら。
琴ピッピ(by奥様)のステキななおのろけ記事です。
そして伊東美咲似の可愛いブッ飛び奥様の「たくあんを漂白」に気絶しました。
バタン…!
それでも、しかとバトンは受け取りましたよっ!
この企画に参加させていただきました。
mixiを思い出しました。
懐かしい😊
ちなみにお題はこちらで考えて、次の方にバトンを渡すのです。
楽しい企画、ありがとうございました🙏