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歳をとると趣向が変わります、苔寺と松尾大社(京都3日目)

20代の頃旅行業の仕事についていて、手配旅行を担当したり、添乗員をしたりしてたので、京都を知ってるつもりでも行ったことないところがたくさんあり、今回の旅はその辺の虫食いを埋めていくイメージもありました。

いつか行きたいリストに入ってた“苔寺”こと、西芳寺は予約が必要でさらに人気なのでなかなかタイミングが合わなかったところ。今回はダメ元で申し込んでみましたら、予約できたのでうきうき。

西方寺は松尾大社から歩いて20分くらいのところにあります。松尾大社も行ったことないので古社マニアとしては寄りたい案件。神社は朝行きたい派なので、苔寺の前に予定を組む。烏丸御池から松尾大社までバスが通ってたのでそれを利用。逆算して考えると結構朝早い。問題は朝ごはんを食べないと1日が始まらない人が一緒にいること。

え、京都に来てまで?!と言われましたが、東京でも入ったことないでしょ?という言い訳のもとにやよい軒で朝ごはん。

鯖定食

やよい軒って、初めて入ったのですがご飯が機械でおかわり対応なのですね!なかなか美味しいのに500円くらい。わたしはサケを鯖に、白米を五穀米に変えてたりしてちょい高めだったけど、満足クオリティ。旅先の朝ごはん困ったらここいいかも。

バスに乗って40分くらいな松尾大社。わかりやすい大きな鳥居があり迷わず辿り着ける感じ。

松尾大社

松尾大社は湧水がある場所、お酒の神様です。若い頃は神社などにまるで興味なくて、御朱印もらってるお客さんをふへーと思いながら眺めてました。20年経った今、占い師という仕事になり世界の見方が変わると前は行かなかったところに行きたくなってます。古い神社の成り立ちとか、土地特有の信仰とか興味惹かれまくりです。

手水社のデザインが気になる、ここは亀だな
湧水汲むところも亀
湧水いただきました
後ろの滝も見れます
水を信仰してる文化が割と好き

松尾大社を堪能したあと、苔寺こと西芳寺に向かいます。

歩いて15分くらいのはず。奥まったところにあるので電車は通っていず。バスはあるけど近いので歩こうとぶらぶらと住宅街を歩きました。結論から言うと、道が複雑でGoogle先生のご指導無くして辿り着けませんでした笑 高校の修学旅行でとなりの鈴虫寺には行ったことあるのにまるで記憶がない...

西芳寺の門前

西芳寺は午前の部と午後の部があり、10時集合。結構な人が集まってました。なぜ予約制かと言うと、住宅街にあるこの寺に観光客が押し寄せて1970年代に観光公害という事象が起こったかららしいです。まあこんな狭い道に観光バス詰めかけたら色々と揉め事起きそうです。旅行業の学校では習わなかったなあ、予約制の寺としてテストに出てたけど。

西方寺、まず写経をするので筆ペン持参するのですがすっかり忘れました。中でも買えるので1本500円の筆ペンを買い、御朱印をもらう。

写経はなぞるだけなのですがなかなか面白かったです。奉納してもよし、持って帰ってもよし。わたしは記念に持って帰りました。

写経が終わって気持ちが落ち着いてから、庭を見学。これいいと思います、ヒャッハー勢がいないので

₍₍⁽⁽(ી(*´ω`*)ʃ)₎₎⁾⁾ 

とか、

寺でやられると禅の概念から外れるのかなあと思いますが、気持ちを落ち着けて見てくださいと何回も言われるので多分そうなのでしょう。コロナなので
大きな声出してる人もいない。

こけこけしい苔庭
観光ポスターに使われそうなフォトジェニックさ
真ん中に池があります。

苔の手入れは大変そうです。夏は乾きますしねぇ。皆さんマスクだし、写経して心が静まってるので落ち着いて観光していて、癒やし空間が保たれていました。これは予約しても見に来たい寺ですね。

若い頃は、苔とかに萌えませんでしたが、だいぶ大人になった今は素晴らしいと感じるのが面白いですね。

午後はバスで嵐山に移動します。嵯峨野地域はなんと初訪問。

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