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情報発信をするときに最初に考えること

ブログやYouTubeなど個人が情報発信するのはもはや当たり前。
そんな時代だからこそ、何かしたいと思う人は多いと思いますが、
意外と継続することは難しいと思います。

何回も挫折してきた私から、情報発信するときに最初に
考えておくと良かったことをつらつらご紹介します。

まず自分が続けられることが大事

社会の変化は実はじわじわと起こっています。
誰か一部の人がが面白がってやりはじめて、
人が集まるとそこからビジネスが生まれて急普及して、当たり前になる。

その後、派生的に色んなビジネスが生まれて高度に発展するけれど、
今度は過当競争になっていき、次第にユーザーが飽きてくる。
すると時代的に次第に使われなくなったりして縮小する。

私もニコニコ動画全盛期にはちゃんと有料会員だったし、
それなりに面白いコンテンツがぬるぬる動くなら数百円は惜しくなかった。
でも今ではとっくの昔に見るのを辞めてしまってYouTubeを見ている。

人の好みは時代で変わっていくので、
自分がそれに一喜一憂しすぎてはいけません。

情報の発信の仕方や受け取り方は変化しても基本原則として、
人間は好きなように情報を受け取るということがあります。

自分が情報発信できるわけない?

そんなことは何一つない。誰だろうが何かしらあるんです。
でも、何かやりたいと思ったときまず何をしたら良いだろうか。
大切なことは、

「発信したい情報がどういうものか認識すること」

何も考えないでなんとなく始めるとあまりうまく行きません。
その心意気はものすごく重要なのだけれど、
最初から喋りがうまかったり編集が上手い人は少数で、
ほとんどの人は質が高いものは作れないのはあたりまえです。

でも本当に役に立つ情報なら絶対見てくれる人はいるから、
質を上げるのは後からでもできます。まずは続けられることです。

最初に自分の発信したい情報がどういうものか、
考えておくと「時間を掛けてでもやってみよう」とか、
「はやりに乗らないと見てくれないだろう」とか、
ある意味、ハードル低く捉えることができます。

自分なりにも納得してできるから結局続けることができる。
最初にどういう情報を扱うのかはとっても重要です。

変化の早い情報

ここでの情報発信は日記ではなくて誰かに読んでもらうことが目的です。
まず、変化の早い情報と変化の遅い情報があります。

ゴシップ、ニュース、デジタル製品、ITサービス、レディースのトレンドファッション、新車情報など

こうした情報は変化が早い。好きなら意外と苦はありませんが、
そこまでではないと情報を追いかけるのも結構負担になります。

そして、こうした情報は新聞やニュースサイトで扱われるので、
個人で扱うのなら速報性だけでは付加価値としては弱いのも難点です。

変化の遅い情報

反対に、料理、掃除、ブログノウハウ、受験・資格試験勉強、自己啓発、トレーニング、メンズファッション、車・バイクカスタム情報など

こうした情報はほとんど変化はしない情報です。
だから、急いで情報をチェックする必要はないし、
書きたいときにしっかりと情報をまとめたほうがより価値があります。

しかも、面白いのは必ずしも変化の遅い情報というのは、
一回しか取り上げてはいけないということはありません。

つまり、変化してなくても何回でも取り上げていい情報なのです。

レシピや自己啓発なんかは同じようなことは昔から何度も言われてます。
ダイエット法なんて周期的に偏食型ダイエットが流行します。

ある意味誰でも知っているかもしれないことを再編集する。
これが鍵になります。

変化の早い情報と遅い情報をうまく使う

変化の遅い情報は瞬発性は高くないけれど、
その時の変化の早い情報(ニュースなど)と関連して、
取り上げられることがあります。

例えば、なんとかダイエットが流行したらトレーニングが人気になったり、
感染症が流行ったら健康に関する情報が人気になったりします。

ですからおすすめは、変化の早い情報を追いかけるのではなく、
変化が遅い情報を中心になるべく詳しい情報を発信することです。

これをやるには時間は掛かりますが、独自の切り口があればあるほど、
より価値がでてきます。
自分が何気なく取り組んできたようなことも、
意外と人が聞きたかったりします。

繰り返しだけど無理せず続けること

情報発信が自分の好きではなくて、稼ぎたいとか、人気になりたいだと、
仕事並みにやりきる体力がないと継続することはできません。

これは、一つ重要な事実を見落としているからです。
インターネットを用いたとしても普及するには時間がかかるのです。

ブログは公開してから検索エンジンに乗るまでに時間がかかるし、
早くて三ヶ月、普通に一年前の記事が一番人気ということもザラです。

YouTubeは動画ということもあるしアクセス数はなかなか伸びにくい。
それでも変化の遅い情報であればブログのように長期的に見てもらえるし、
そこから継続していくことで少しずつ視聴者も増える。

やはり、時間はある程度かかるのです。
ヒカキンより先にチャンネルをもっていた僕ですが、
全く更新してなかったので全くファンが増えていません。

これは当たり前の事実なのですが、意外とデキる人はいません。
情報発信は意外と大変な仕事なので
仕事のように熱心に計画を建てないとなかなか成功しないのです。

それでも普通の人が何か情報発信したいと思ったときに、
やはり自分の経験や強み、勉強しているなら今しているときに感じたこと、
などを発信するのが一番役に立つ情報だと思います。

もし、特に何も無ければ本を紹介するだけでもいい。
情報発信するからには誰かから認めて欲しいという気持ちはあるものだ。
その価値は実は他人から見たときにはじめて気づくことができる。

自分には当たり前のことも、自分では普通だと思っていても、
人から見たときに面白いかもしれない。

一歩を踏み出すとき、変化の早い情報を扱うなら、
個性を発揮するか、常に追いかける必要があることを頭に入れる。
すると、それが自分に継続できるかどうかもだいたいわかる。

逆に変化の遅い情報を扱うなら、じっくり練り上げて良い。
そのほうが長期的に喜ばれるし、自分の得意をより活かせるかもしれない。

誰もがゲーム実況だけをやる必要はない。
面白い動画をアップロードする必要もない。

淡々と自分が伝えたいことをできるだけ同じ思いの人や、
困っている人に届けることができれば価値になる。
自分の考え方や余力と相談してじっくり情報発信すればいいんです。

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