風花雪月初見記12【メインストーリー:深淵の玉座〜戦乱の幕開け】
【前回のあらすじ】
レア様なんかやってんな
【修道院にて】
セテスがレアを追求しています。やってんなこれ。禁忌に触れるようなことやってんな。
この後レアに『人が来るので弁えろ』みたいなこと言われてましたが、流石にセテス可哀想。てか2人きりのとき『レア』って呼ぶの何?? 入りにくいんですけど。失礼しまーす。
お話の内容はいつも通り今節の課題。
ただ内容は今までからすると風変わりなもので、先生が信託を受け、生徒たちはそれを見守るとのこと。課題と言えるのかこれは?
クロードも頭を抱える始末。
そう、謎が多すぎるんだよね、ここに来て。
まあ何が起きてもいいように、またこの節も鍛錬に励みましょう。
【修道院の様子】
特殊職を獲得しました。だから先生にはぴったりの最上職がなかったのかな??
とりあえずはこの兵種を装備します。
余談ですが、このタイミングでなぜかフェリクスのスカウトに成功しました。彼は元々先生の剣術に興味があったみたいで、ここに来てやっと条件を満たしたってことなのかな。
よろしくね!
ディミトリはどうやら調子が悪いご様子。ここのところ彼はずっと思い悩んでるように見えますね。
というか、先生かなり見た目が変わったと思うのですが、みんな割とナチュラルに受け入れてるのね。
と、思ったら言及してくれてる子もいました。
関係ないですけど、今節のハンネマンとの会話で先生に大層な二つ名がついていたことが判明しました。は、灰色の悪魔……?!
【課題】
それでは今節の課題に移りましょう。
クロードはまだ疑っている様子です。
いや、そうよね。例えばレアが先生を依代にして女神を降臨させようと考えてるとかね……。ありそうな話です。その時に先生の自我が存在するかなんて分かんないしね。まあ、ソティスを宿してなおこの女は自由気ままであったが……。
疑わしいにせよ行かなければならないのが悲しいところです。
うおおおしょっちゅう見るスタート画面のアレだ!
レアは知らないと思いますが、先生の中にいた内なるソティスもそのイマジナリー玉座に座ってましたよ。思い出深いんでしょうね。
と……行きたかったところですが、そうすんなりと事が運ぶはずもなく。賊の侵入です。
目的は紋章石のようです。
“女神とその眷属が眠る”ということは、紋章石は女神もしくはその眷属たちのコアなんだと思います。それがエネルギーの塊であると。故に帝国はそれを兵器として保有したいと、そういうことでしょう。
にしても、これは後から思ったことなのですが、“道化師”というワードチョイス、普段のクロードを知ってそうな口ぶりだなー。プレイ時は全く気づきませんでした。
貴方にとっては神聖なものでしょうし、彼らにとっては便利なお宝でしょうね。
余談ではありますが、全紋章石をセーブしようとしたら結構焦りました。敵の数が多くて。一応全て取り返しましたが。
!?
ここ本気で驚きました。
お恥ずかしながら、彼女のことを1ミリも疑ってなかったのです。おい……嘘だろ……。
つーか炎の紋章持ちとしては“炎帝”という呼ばれ方も気になるところです。
嘘でしょ……。嘘って言って
エーデルガルトと敵対なんてしたくない……
というか、素朴な疑問なんですが、黒鷲の学級を選択していたら墓暴きに加担しなければいけないんですか? 嫌だが……
もちろん、彼女らにも彼女らの正義があるのでしょう。教団もけしてオープンであるとは言い難いし、不信が募っていたとしてもおかしくはない、けど……。
レアさまは相当お怒りです。怖いって怖いって。
にしても……
これね……。
レア目線からすると、やはり女神は“主”。気になるのはこの後で、眷属は“同胞”にあたるのですね?
私はここまでのプレイで、彼女は『女神の子孫』的なものなのかと思っていましたが、眷属が同胞となると眷属の子孫になるのかな? 各眷属の家系にソティスの子守唄が伝わってる感じで。そういえばセテスとかフレンもまた眷属の血筋感あるよね。彼らは色が似ている。
【動乱】
聖墓からエーデルガルトを退けたものの、帝国では戦の火蓋が切り落とされていました。
おおん……エーデルガルト……何があったってんだよ……。何を知り、何を正義として生きてきたってんだよ……。何を思いながら、修道院併設の士官学校になんて在籍してたってんだよ……。
フォドラは一気に混沌へ。
おい、いくらなんでも早すぎる。
教団が悪用されかねない力や兵器を隠し持っていない限りは、本来生徒たちは各領地へ返してやるべきでしょう。
……そういうことだったみたいですね。
彼女のイメージではもっと劇的に身体を乗っ取られる感じだったのではないでしょうか。でも既に、ソティスの声は先生に届いていたし、力を継承しようともベレスはベレスだしで、あの儀式でもドラマティックな変化がなかったんじゃないかな。
ちなみに今回の動乱については、もちろん修道院も大騒ぎです。
こんな絶望的な状況でも、クロードは先生とならなんとかできると考えているみたいです。一年足らずだけど、彼らの間には固い信頼関係(先生からの信頼は分かりませんが)があるというのは胸が熱いですね。
帝国所属の生徒にもその混乱は広がっており、お家が大変そうな子もいます。(そんな状況だというのにスカウトを断られました。ほんま誇り高い人やで)
それよなーーーー!
穏やかにさ、3学級揃って卒業式を迎えたかったよーーーー!
そして、この土壇場でクロードから話があるようです。
!?
なんか今告白されてませんでした?!
先生なんも伝わってなさそうな顔してて笑う。
あ゛!?
え? 嘘??
別れの暗示か!?
というかクロード、お前いつの間にそんな心開いてたん!?!?
ひらがな表記なところがまたいいですね。兄とか姉とか弟とか妹とかそういう話じゃなくて“きょうだい”と呼びたいと。いやしかし別れの暗示すぎる。こういう状況ですよ? あんま不穏なこと言うなよきょうだい。
【ガルグ=マク防衛戦】
あっちゅーまに帝国軍が攻めてきました。敵将は即位したばかりの女帝、エーデルガルト。
直々に、というところがこの一戦の重要度を物語っています。
戦闘は、まあそれなりにキツかったです。エーデルガルト、かってえのな。兵種・武器によってはほぼ入りません。
この、最後のセリフがね……彼女の心の柔らかいところに触れたみたいで、先生と敵対することを惜しいと思っているみたいで(実際、能力的にひとりで戦況を動かすことができそうだし)、なんかもうなんかもう切なかったな……。
敗走したエーデルガルトですが、このタイミングで更に兵を投下。帝国軍の圧倒的な兵力にもはやなす術もありません。
レア?
レアは“白きもの”へと変貌し、帝国兵および兵器たちをちぎっては投げちぎっては投げ……クロードの言う通り、嘘だろ案件でした。
てかさ、このセリフ……赤き谷やってんな! 何個か前のレポートでも書きましたが、火計か血か……まあこの際どっちでもいいや。女神と眷属たちが楽しく暮らしてたザナドで虐殺、やってんな!! レアはその歴史を正しく受け継いで、白きものになれる血脈も受け継いできた、そういうひとなのかもしれない。
ものすごい強いレア(白きもの)ですが、流石に多勢に無勢。
胸がザワつくシーンだなー! アレ思い出しました。エヴァ旧劇の弐号機が捕食されるシーン。
先生も黙っていられなかったようで……
戻ってきちゃいました。
でもそこまでしてレアが守りたかった切り札をここで見逃してくれる敵でもなく……
攻撃を食らってしまい、先生は谷底へと。
ここで章自体が変わりました。ひと段落ということですかね。どんなひと段落!? アホみたいに気になるわ。
白雲の章の感想ですが、びっくりしたに尽きます。実際どういう意図で付けられたサブタイトルなのかは分かりませんが、世界観が分かってきて、白雲に隠されたものにモヤモヤしつつ開戦、という感じでした。丁寧に丁寧に自クラス他クラス問わず愛着を持たせたところでコレ、効きました。まだ金鹿が終わっていないのにすでに他のルートも気になってる。あーあ、エーデルガルト、なにを抱えてたってんだよ……。私はさ、本当に、ほんとうに3人が手を取り合ってフォドラを治める未来を夢見てました。なんだかんだ優秀な3人(なんだかんだの部分はクロードです)、民を第一に考えた、フォドラ史に残る3人の名君になると思ってたよ。でもそうはならなかったのだ。ここから入れる保険はありませんか?
—12日目おわり—