スピッツ歌詞考察（第12回）名前をつけてやる

【基本情報】

名前をつけてやる
作詞：草野正宗　作曲：草野正宗　編曲：スピッツ
3分44秒

＜リリース日＞
1991年11月25日（2ndオリジナルアルバム「名前をつけてやる」）

＜収録アルバム＞
名前をつけてやる（1991年11月25日リリース　2ndオリジナルアルバム）

【MUSIC VIDEO】

【歌詞】

歌詞は下記のサイトでご確認いただけます。

「名前をつけてやる/スピッツ」の歌詞 って「イイネ！」

【考察】

名もない小さな街の　名もないぬかるんだ通りで
似た者同士が出会い　くだらない駄ジャレを吐き笑った
誰も知らないような小さな街のぬかるんだ通りで、気の合う者同士が出会い、くだらないダジャレを言い合って盛り上がった。

ぼやけた雲の切れ間に　なぜなのか安らぎ覚えて
まぬけなあくびの次に　目が覚めたら寒かった
モヤモヤが消えて、なぜか安らぎを覚えたけど、眠くていつの間にか寝てしまい、目が覚めたら虚しかった。

名前をつけてやる　残りの夜が来て
むき出しのでっぱり　ごまかせない夜が来て
名前をつけてやる　本気で考えちゃった
誰よりも立派で　誰よりもバカみたいな
何の予定もない暇な夜が来た。
やり場のない性欲を鎮められない夜が来た。
よし、アソコに名前をつけてやろう。
誰よりも立派な名前を。
・・・バカみたいに本気で考えちゃった。

マンモス広場で８時　わざとらしく声をひそめて
ふくらんだシャツのボタンを　ひきちぎるスキなど探しながら
マンモス広場で８時に待ち合わせ。
不自然に声をひそめながら、シャツの胸元のボタンを強引にはずすことをイメージしていた。

回転木馬回らず　駅前のくす玉も割れず
無言の合図の上で　最後の日が今日だった
でも今日は約束していた遊園地にも行けず、駅前にも現れず、無言で別れを告げられた。

名前をつけてやる　残りの夜が来て
むき出しのでっぱり　ごまかせない夜が来て
名前をつけてやる　本気で考えちゃった
誰よりも立派で　誰よりもバカみたいな
何の予定もない暇な夜が来た。
やり場のない性欲を鎮められない夜が来た。
よし、アソコに名前をつけてやろう。
誰よりも立派な名前を。
・・・バカみたいに本気で考えちゃった。

何もかもうまくいかず、強がって名前をつけているといった様子の曲です。
自分のアソコを「ビッグマグナム」などと呼ぶヤツ、いたりしますよね。
そんな感じで、わかりやすいくらい「性」がテーマの曲となっています。

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