G検定 AI戦略2019

株式会社リュディアです。今回は AI戦略 2019 についてまとめてみたいと思います。首相官邸と農水省が公開している 2 つのページへのリンクを以下につけておきます。

2019年に大阪で実施された G20 にて日本のAI戦略を世界に向けて発信するための有識者提案としてAI戦略 2019 は発表されました。

人間尊重多様性持続可能という3つの理念があります。これらは Society 5.0 を実現し、SDGs に貢献するとされています。またこれら 3つの理念を実装する 4 つの戦略目標として人材産業競争力技術体系国際を設定しています。Society 5.0 については以下のまとめを参考にしてください。

4つの戦略目標の達成にむけて未来への基盤作り(教育改革、研究開発)、産業・社会の基盤作り(社会実装、データ関連基盤、デジタル・ガバメント、中小・新興企業支援)、倫理(AI社会原則)に関する取り組みを特定しています。

日本の人間中心のAI社会原則の具体化として AI-Ready な社会実現のための 7つの原則が示されています。

プライバシー確保の原則:パーソナルデータの利用において、個人の自由・尊厳・平等が侵害されないこと
人間中心の原則:AIは人間の能力を拡張、AI利用に関わる最終判断は人が行う
教育・リテラシーの原則:リテラシーを育む教育環境を全ての人々に平等に提供
公正競争確保の原則:支配的な地位を利用した不当なデータの収集や主権の侵害があってはならない
セキュリティ確保の原則:利便性とリスクのバランス イノベーションの原則、社会の安全性と持続可能性の確保
イノベーションの原則:データ利用環境の整備、阻害となる規制の改革
公平性、説明責任及び透明性の原則:不当な差別をされない、適切な説明の提供、AI利用等について、開かれた対話の場を持つ

今回は概要だけのまとめになりましたが日本の AI戦略 2019 についてまとめてみました。

では、ごきげんよう。


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