書評 アマゾノミクス データ・サイエンティストはこう考える

株式会社リュディアです。「アマゾノミクス データ・サイエンティストはこう考える」を読みましたので感想です。

アマゾノミクスというタイトルが何とかならんかったか?というのが読んでる途中に感じた印象です。アマゾンという会社の運営ポリシーや思想について述べられているような印象を持ちませんか?

原題が Data for the People となっているように、アマゾンに特化したわけではなく、いわゆるソーシャルデータがどのように取得されているか、またそのデータはどのように活用されているか、ということについてある意味生々しく述べられています。

特に冒頭にある朝に目覚めてから職場に行くまでセンサー、メーター、監視カメラ等に何を感知されているか、どのように利用されているか?が述べられている部分は読んでいて気持ち悪くなりました。私も同じような生活をしているのにこんなに情報を取得されているとは...という感じの気持ち悪さです。

タイトルとは裏腹に非常に硬派な本です。途中読み込むのに時間を要する部分もありましたが、ソーシャルメディアとの関わり方や、これからも問題になりそうなプライバシーと利便性の相反する考え方について非常に考えさせられる書籍でした。

では、ごきげんよう。



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