H30年度の年金受給額統計データ #1

株式会社リュディアです。今回はH30年度の年金受給額についてまとめてみます。情報源は以下です。

まず年金受給額についての都道府県別データです。国民年金は都道府県間で大きな差異がありません。そこで月額の厚生年金受給額が多い都道府県から順に並べてみました。最高額の神奈川県と最低額の青森県では 1.37倍の差があります。予想より大きな差異が見られました。実際、表中の算術平均と標準偏差を見てみてください。国民年金に対して厚生年金は偏りが大きいことがわかると思います。

H30都道府県別厚生年金受給額順位

次は棒グラフで見てみましょう。青、オレンジの棒グラフがそれぞれ月額の国民年金受給額と厚生年金受給額です。青の棒グラフを見てみると国民年金は都道府県間でほぼ等しいのに対して、オレンジの棒グラフである国民年金は差がありますね。また厚生年金受給額を国民年金受給額で割った値を折れ線グラフで右軸を使って記載しました。厚生年金の変化と折れ線グラフの変化がほぼ同じなので、このことからも国民年金の都道府県間の変化が小さいことがわかりますね。

H30都道府県別厚生年金受給額順位_グラフ

今回は都道府県別の年金受給額の情報をまとめてみました。都道府県間で国民年金受給額のばらつきは小さく、厚生年金受給額のばらつきが大きいことがわかりました。

では、ごきげんよう。



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