書評 ガラスの天井を破る戦略人事――なぜジェンダー・ギャップは根強いのか、克服のための3つの視点
リュディアです。ガラスの天井を破る戦略人事――なぜジェンダー・ギャップは根強いのか、克服のための3つの視点を読みましたので感想です。
ガラスの天井という言葉をご存じですか?英語のglass ceilingの日本語訳です。職場で上位の役職へ出世する際に、人種、性別、出自など自分ではどうにもならない理由、つまり見えない天井で阻まれることを言います。
ただこの書籍にあるような考え方は転職が容易で人種のるつぼのような米国には適しているのでしょうけど、基本新卒一括採用が中心の日本ではどうでしょうか。例えば次のようなことを考えました。
新卒一括採用組は中途採用で転職してきた人を阻害することはないか?これもガラスの天井ですよね。社内でも同じ業務で正社員と派遣社員が実質的に同一労働なのに、やっている労働内容は異なると主張するのも同様だと思うのです。日本ではすべて自然な慣習ですよね。
報道でZ世代の方たちは新卒一括採用された会社で一生働くつもりはない、とのことなので、この方たちが社会の中心になる2040年くらいには本書の内容が役に立つ時代た来てほしいですね。
では、ごきげんよう。
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