G検定 Society 5.0

株式会社リュディアです。今回は Society 5.0 についてまとめてみたいと思います。内閣府の以下のページを中心にまとめてみます。

Society 5.0 - 科学技術政策 - 内閣府

Society 5.0 とはサイバー空間（仮想空間）とフィジカル空間（現実空間）を高度に融合させたシステムにより、経済発展と社会的課題の解決を両立する人間中心の社会（Society）のことを指します。あくまで人間中心という部分がポイントです。

狩猟社会（Society 1.0）
農耕社会（Society 2.0）
工業社会（Society 3.0）
情報社会（Society 4.0）

に続く新たな社会として日本が目指すべき未来社会として提唱されました。

内閣府の説明にはSociety 5.0 で実現される社会としていくつかの具体例が示されています。G検定対策という視点からは以下の3つが重要と考えます。

IoT ですべての人とモノがつながり新たな価値が生まれる社会
AIにより必要な情報が必要なときに提供される社会
ロボットや自動走行車などの技術で人の可能性が広がる社会

Sciety 4.0 と 5.0 の違いは以下に集約されます。Society 4.0 では人がサイバー空間に存在するクラウドサービスにアクセスし情報やデータを入手し分析を行ってきました。しかし Society 5.0 では現実空間にある多数のセンサーから膨大な情報をサイバー空間に集積し、このビッグデータをAI が解析し、その結果を現実空間にフィードバックします。人間が解析するのではなく人知を超えた AI が解析をし、その結果を人間にフィードバックすることで新たな価値を生み出すという考え方です。

これを見ると、AI やロボットに支配、監視されそうな感覚に見舞われますが、そうではないとのことです。AI やロボットが今まで人間が行っていた煩雑な作業を行い、誰もが快適で活力に満ちた質の高い生活を送ることができるとのことです。

いろいろ考えることはありますが、政府の政策としての Society 5.0 の内容をまとめてみました。

では、ごきげんよう。