大阪市「4~5ブロックに」?

リュディアです。読売新聞が大阪市「4~5ブロックに」、都構想3度目挑戦は白紙…就任1年で横山市長と報道しました。

否決された都構想との違いは大阪市という行政単位や24区を残したまま、という部分のようですね。前回の住民投票では大阪市が無くなる、とか皆の愛した区の名称が無くなるといった妙なネガティブキャンペーンが凄かったのでそれに対抗するためでしょうか。私は都構想自体は賛成だったので、妙な反対運動をする人たちだと思ってみていました。

例えば北区にお住まいの方を考えると、現在の住所は大阪市北区ですが、このブロック制になると住所はそのままで大阪市(ブロックA)北区というような概念上のブロック名が発生する感じではないかと予測します。

次にブロックへの分け方ですが都構想のときには次のような案が出ていました。リンク先から画像を拝借します。

2回目の都構想住民投票前に発表されていた案です。今回は5ブロックという案も出ていますし、都構想と同じ分割案では結局、都構想と同じやないか、と突っ込まれると思うので変化させてくるでしょう。

偶然に気づいたのですが皆さんは大阪市の教育委員会は既に4ブロックに分割されていることをご存じでしたか?令和2年度に教科書採択地区に準じて教育委員会を分割されています。教科書採択地区とは同一の教科書を採択する地域です。

この分割方法が都構想の案とぴったり一致してるんですね。結局、都構想は住民の住所が変わるといった妙な反対意見に押し切られ否決となりましたが、住民投票が不要な領域では既に4ブロックへの分割が行われているということです。

大阪も今のままだと衰退が激しく、今やただの地方都市です。関東圏と比較できる土俵にのることもできないレベルだと思います。今回のブロック化はうまく進んでほしいなと思います。

では、ごきげんよう。

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