G検定 / 統計検定 変数の分類 #1
株式会社リュディアです。新しいG検定のシラバスにも追加されていた統計検定対策の記事をまとめていきたいと思います。
質的変数と量的変数についてまとめます。変数とはどのような値を取りうるものかがあらかじめ設定されているものです。直感的には計算不可能な変数が質的変数、計算可能な変数が量的変数です。具体例で言うと、以下のような例がわかりやすいのではないでしょうか?
質的変数の例:性別、住所、好きな食べ物、面白かったかどうかのアンケート
量的変数の例:身長、体重、テストの点数
ここまでの例で感覚的にはわかったと思いますが統計学では質的変数と量的変数をどのように定義するのでしょうか?以下のような定義が一般的です。
質的変数:値と値の間の距離が任意であるような変数
量的変数:連続的に値が変化するような変数
値と値の間の距離が任意というのは、例えば性別を問われているときに回答の選択肢である男性、女性、回答したくない、の3択で選択肢の間にどの程度距離があるか定義できないと言う意味です。回答の選択肢が数 = 量ではないため距離 = 違いがどの程度なのかわからないということですね。一方で連続的に値が変化する量的変数の場合はどの程度の差があるか計算可能であるということになります。
質的変数と量的変数という分類とは別に離散変数と連続変数という分類方法もあります。ただ質的変数 = 離散変数、量的変数 = 連続変数と考えて問題ないです。
G検定 / 統計検定 変数の分類に関するまとめの続きは以下からどうぞ。
では、ごきげんよう。
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