書評 人はどこまで合理的か

リュディアです。 人はどこまで合理的かを読みましたので感想です。上下巻に分かれています。

著者のスティーブン・ピンカーは認知心理学の世界的権威です。上巻はいかに人間が合理的で無い振る舞いをするのか、という多数の例が書かれています。モンティホール問題やちょっとした数学の問題など、あー、答えしってたのに、と思いながら正解を言えない自分にも気づきます。

下巻は統計学やゲーム理論といった今の数学の具体的な使い方に割かれている印象です。下巻は上巻より読み込むのに時間がかかりますが、ある程度の知識があればひどく難しい内容が書かれているものでもありません。

この分野について勉強を続けたい方は、手元に置いといてもよい本だと思います。お勧めです。

では、ごきげんよう。

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