G検定 2020#2

株式会社リュディアです。いろいろなテクノロジーを扱うスタートアップです。note でメモ代わりにいろいろなことをまとめていきたいと思っています。初回は先日 2020年7月4日に実施されたG検定 2020#2 についてです。

このページをご覧になってる方の中にも検定を受けられた方がいると思いますがいかがでしたか?検定直後から、Twitter でも難しかった、という声が多数投稿されており、皆さん、苦労されたのではないでしょうか。

https://twitter.com/hashtag/g%E6%A4%9C%E5%AE%9A

受験者数も多く結果がどうなるか蓋をあけてみるまでわからない状態でしたが、12,552名が受験し、8,656名が合格だったようです。合格率は68.96% でした。

日本ディープラーニング協会 (JDLA) で公開している情報から以下のようなグラフを作ってみました。G検定2020#2は受験者数が過去最高となったようです。コロナ禍で在宅勤務が多く勉強の時間が確保しやすかった、という理由もあると思うのですが、私はやはり検定料半額が大きく影響していると思います。また「難しかった」という声が多いわりには合格率は2019年からほぼ70%前後になっており、今回のG検定2020#2 でも69%となりました。

G検定2020#2合格者数グラフ

受験者の点数や合格、不合格のボーダーラインは公開されない運営になっているのですが、有料の検定であることを考えると、受験者がどの問題を誤ったのかわかるような情報開示をしてほしいです。現状の検定システムでは、合格、不合格という結果のみが公開されるため、偶然に正解であった問題や、自信があったのに不正解であった問題等、後で確認する術がありません。ここはぜひとも主催であるJDLAに早急の改善をお願いしたいです。

弊社のエンジニアも1名が受験し無事合格となりましたが、受験後に手応えが無かったこともあり、合格したはよいが、今後G検定をどのようにいかしたいくか、という方針を立てられないようです。

JDLAのG検定概要にも「ディープラーニングの基礎知識を有し、適切な活用方針を決定して、事業活用する能力や知識を有しているかを検定する。」と記載されています。検定の結果を復習することで、自分の理解できている部分とそうでない部分をしっかりと認識することができます。ぜひとも検討ください。

では、ごきげんよう。

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