大学の入学金と授業料の推移 #2

リュディアです。引き続き、大学の入学金と授業料を見ていきましょう。国立大学と公立大学はよく似た金額なので国立大学と私立大学に絞ってデータを見ていきます。

今回は入学金を見てみます。まずは表をつけます。国立大学、私立大学、私立大学/国立大学の比を並べています。

ではグラフにしてみましょう。入学金額は棒グラフで左軸、比は折れ線で右軸を参照してください。

文科省の元情報が1975年からなのですが、1975年付近から急激に入学金が上昇しますね。特に私立大学の入学金の上昇が激しいです。そして驚いたことにあくまで平均値とはいえ、2003年付近から私立大学の方が安くなりまして、その後も私立大学の入学金は下がり続けています。国立大学は2002年から変化していません。

実際、折れ線グラフを見ても2002年付近からは比率が1以下、つまり私立大学の入学金の方が国立大学より安いです。個人的にはイメージと違っていて驚きました。大学ごとのばらつきもあるでしょうし、事実関係を見ただけなのでなぜについて言及はしません。少なくとも私は私立大学の入学金は2倍くらいすると思っていたので今回の調査で頭の中をリセットできました。

では、ごきげんよう。


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