書評 ブラックアウト アメリカ黒人による、“民主党の新たな奴隷農場"からの独立宣言

リュディアです。ブラックアウト アメリカ黒人による、“民主党の新たな奴隷農場"からの独立宣言 を読みましたので感想です。

本書はタイトルにアメリカ黒人によるという表現があるように黒人の方が著者です。キャンディス・オーウェンズという女性なのですがご存知ですか?私は以前にTVのニュースで偶然に見かけたことがあります。Black Lives Matterという運動を覚えていませんか?キャンディス・オーウェンズの日本語 Wikipedia のページもありましたので以下につけておきます。

ところで本書も良書でした。同じ内容のことを白人が書くと問題になりそうですが、ある意味、自分が黒人であることを上手く利用して著書として仕上げています。

よくアメリカはあちこちに歪が発生しており、もはや社会というものが存在しないと言われています。人種差別撤廃運動の表面的なふるまいや、本質的な問題も本書で理解できました。

この本は2-3日かけて、考えながら読むのにぴったりだと思います。現段階で今年一番のおすすめです。

では、ごきげんよう。

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