大阪市内に住まれる外国人人口について

リュディアです。私は大阪市内在住なのですが最近は観光の方以外に外国の方を見ることが多くなったように感じます。大阪市が発表している大阪市に住まれる外国人の統計データを見てみたいと思います。元データはこちらです。外国人という言葉もどうかと思うのですがここでは大阪市の元データにあるように外国人という言葉をそのまま使います。

PDFの嫌がらせのようなデータを私がエクセルに直したものをつけます。2023年12月末日のデータであると書かれています。

まず大阪市全体でどの国籍の方がどれくらい生活されているのか見てみます。

韓国及び朝鮮、中国、ベトナムの3国で80%近くになりますね。ただ、ここで注意すべきことがあります。大阪市の資料には細かく定義が書かれていませんが外国人というのは日本国籍を持たない方です。例えば中国の方は意外に日本に帰化している方が多いです。この方たちは日本人に該当します。つまり日本に帰化せず、他国の国籍を持ったまま日本に住んでいる方のみを外国人として扱っています。皆さんの身近におられる方で外国人だと思っていたら、国籍からは日本人であるということもありますので注意してください。

次に大阪市および各区の人口全体に対し外国人人口がどの程度の比率かを見てみます。次の表を見てください。太字部分は大阪市全体の外国人比率 6.1%より高い比率となる区です。

生野区、東成区、天王寺区はいわゆるコリアタウンを含むので比率が高いのでしょうね。鶴橋の駅のある交差点は生野区、東成区、天王寺区の境界です。浪速区は中国人の方が特に多いですね。大国町のあたりには中国食材の店がたくさんあります。これも違和感はないです。他には中央区、西成区が多いですね。これは雑多な街ということで生活しやすいのでしょうか。理由はよくわかりません。

日本全体の外国人比率は2~3%と言われているので大阪の外国人比率は高いことがわかります。これは傾向としては当たり前のことでやはり都心部に外国人の方がおられることが多いためです。関東圏の東京、神奈川、埼玉、千葉、そして大阪、名古屋が多くなります。あまりピンとくることの無いデータでしたが、気になったのでまとめてみました。

では、ごきげんよう。


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