書評 ファスト教養 10分で答えが欲しい人たち

リュディアです。ファスト教養 10分で答えが欲しい人たちを読みましたので感想です。

知識を得る手段として検索エンジンが主流になってから、人々の会話が薄っぺらく、コメンテータのようになってきた感じがします。自分自身も含めて相槌ならまだしも、人に話をするときには圧倒的なレベルの知識や見識を得てから話すよう意識をしています。ただ時代の変化は仕方なくて、ここにあるような、調べれば回答や結論が得られ、それらに従う世の中になりつつあるような気がします。

知識を得る、という言葉や考え方がまずいのかもしれませんが、自分の頭で考える、あるいは知識を消化するとはどういうことなのか、自分でもう一度考え直すための良書ではないでしょうか。新書で読みやすいですし、読書に慣れている方なら短時間で読めると思います。

では、ごきげんよう。

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