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Remoすごい、懇親会で話に入りたいけど入れない空気感まで再現してる

青木ととです。🍕を食べました。
この前 こんな時期なのでZoomでカジュアルに(社内)勉強会を開いてみようという話 を書きましたが、依然として色々なオンラインコミュニケーションのためのツールを検証したり、していなかったりしています。今回は Remo を触ってみました。

▲Remo はこちらの記事で知りました!

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Remo は (恐らく) 2019年10月にスタートし
Remo Conference (オンラインイベント用)
Remo Virtual Office (バーチャルオフィス用)
という2つのサービスを提供しています。

用途によってUIや仕様が異なりますが、どちらも「遠隔地にいながら人の繋がりをリアルに感じること」に重きを置いて、サービス設計されているように見えます。

まずは Remo Conference の14日間のトライアルを利用して Unityゲーム開発者ギルド にもくもく作業用のイベントを立てて検証してみました。

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Remoはブラウザ上で動作します。
パッと目に入るテーブルが並んだ勉強会の懇親会のようなUI。
ダブルクリックで好きな席に移動することが出来ます。

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テーブルにはホストが好きな名称を付けることが出来ます。
(ホスト以外に参加者も自由に付けられれば便利なのですが......)

今回はもくもく会に合わせて、会話可能 / 集中席のような付け方をしました。これが勉強会の懇親会であれば、習熟度 (初心者) やセクション (エンジニア/デザイナー) もしくは技術/言語名に応じたテーブル名を付けると、参加者がテーブルを選びやすくなるかもしれません。

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同じ席に入った人同士でボイス/テキストチャットをすることができます。
画面共有をすることも可能で、この時は同じ席のメンバーでゲーム実況をみていました (プライバシーに配慮した結果何も伝わらない画面)

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席毎にホワイトボードを使うことができ、複数人で書き込むことが出来る他、付箋を利用したり、Webページのキャプチャを貼り付けたりすることも出来ます。

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プレゼンテーションモードもあり、画面共有を利用した登壇を行うこともできます。この時、ホストおよびホストが指定したスピーカーのみが話すことができます。複数のスピーカーが同時に話すことが出来るので、トークセッションも可能です。

参加者はチャットでリアクションを送ることが出来ます。Q&Aで質問を投げ、他の参加者はそれに投票することも可能です。

こんな感じで Remo Conference はトークから懇親会までカバー出来る中々面白いサービスです。機会があれば、何かしらの勉強会をRemoで主催してみたいのですが......

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1時間15分のイベントを開催するのに月額 $50
2時間30分のイベントを開催するのに月額 $150
時間無制限のイベントを開催するのに月額 $950 ....

中々個人での支払いとなるとそこそこの負担になりそうな金額帯です。
スポンサーを募る、有志で金銭を募る等のアプローチが必要かも。
14日間は Producer プラン相当の機能を使用できる仕様期間があるので、一度身内で開催を試して肌感を見るのが良さそうです。

(話は変わりますが) 前述の通り Remo には Remo Virtual Office というバーチャルオフィス用のサービスもあります。

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様々な部屋を備えた孤島に浮かぶオフィスで仕事をすることができます。
Remo Conference と異なり、様々な人数が収容可能なルームが用意されています。集中するためのもくもく部屋、相談のための部屋などはもちろん、大人数参加可能なカンファレンスルームは締め会や勉強会などにも利用できそうです (部屋の名前は誰でも変更が可能です)

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ユーザあたりの通話可能時間帯に応じて値段が変わります。こちらのサービスは7日間のトライアルが可能です。

Remoの良いところは「リアルに人がいることを感じられるUI」にあり、どのくらいリアルかというと、コミュ障の自分が勉強会の懇親会で話に入りたいけど入れないなぁという空気感まで再現しているように思えました (良いことなのか?)

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ロードマップも公開されている ので何か要望があればこちらに書き込んだり、投票するのが良いでしょう。

そんな感じで、Remoを使ってみた話でした。

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