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LINE公式アカウント内のイベントを広告媒体へ連携し、広告の最適化に利用する

こんにちは。LINE Frontliner / 株式会社AViCの奥川です。

突然ですが、最近以下の図のように広告のLPからLINE公式アカウントへ誘導するケースが増加しています。
今まではWEBのフォームへ誘導していたところをLINE公式アカウントへ誘導し、LINE公式アカウントの中でCV(予約や申込)につなげるという導線ですね。

この導線のメリットは主に3点と考えています。

・LINEの中でチャット形式で情報入力ができることによってCVRの向上が見込める
・もしも入力途中で離脱しても、メッセージ配信によって再入力を促せる
・CVした後のコミュニケーションもLINEで行えるため、CV後の連絡不通が減らせる

こういったメリットに気づいた企業様がLPからLINE公式アカウントへの誘導を実施されています。

一方でこの導線には大きなデメリットが存在していました。それは広告からLPへランディングし、LINE公式アカウントへ誘導する場合、媒体側で以下の地点の計測ができないということです。

・友だち追加
・LINE内のCV(情報入力の完了など)

広告媒体側でのCV計測は一般的にタグを用いて行うケースが大半ですが、LINE公式アカウントの友だち追加やLINE公式アカウント内でのCVはタグによる計測ができないため、広告媒体側では友だち追加やLINE公式アカウント内でのCVを認識できていません。
昨今の広告運用においては自動入札の利用が標準になりつつありますが、計測ができないということはもちろん自動入札も利用できません。
そのためLPからLINE公式アカウントへ誘導されている企業様の多くはLPの「LINE公式アカウント誘導ボタンのクリック」を計測し、自動入札の最適化地点として利用されているのではないでしょうか。

「LINE公式アカウント誘導ボタンのクリック」を最適化地点にしている場合、どうしても実際の友だち追加数と差異が出てしまったり、友だちになった後にCVするユーザーが100%ではありませんので、CVに対して入札を最適化するという観点では精度に課題が残ります。

そんな問題を解決できる術があるというのが本記事の本題です。
実現するために使用するのは、各広告媒体で提供されているコンバージョンAPIです。

本来は昨今のCookieレス環境下においてのCV計測を補完するためのソリューションとして提供され始めたものですが、この機能を流用し友だち追加やLINE公式アカウント内でのCVデータを広告媒体に返すことが可能です。

実現のためにはLINE公式アカウント側での一定の開発とコンバージョンAPIの実装が必要となりますが、これを行うことによって、LPからLINE公式アカウントへ誘導した場合でも最終的なCV地点に対する自動入札が可能になります。

・すでにLPからLINE公式アカウントへ誘導していて、実際の友だち追加やCV計測が媒体側でできなくて困っていた
・LPからLINE公式アカウントへ誘導してCVR向上に取り組みたい

という方は弊社フォーム、または奥川のTwitterまでぜひお気軽にお問い合わせください。

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