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#LINE BIZ DAY 2022から読み解くLINEプラットフォームの進化

こんにちは、いつもnoteを読んでいただいてありがとうございます。
LINE Frontliner /株式会社 Zeals COOの遠藤です。

みなさんはLINE BIZ DAY 2022をご覧になられたでしょうか?
ちなみに私は数年ぶりのオフライン開催ということで、現地開催にお邪魔させて頂きました!

やや今更感もありますが、ヤフー/PayPayとの連携などワクワクする内容が盛りだくさんだったBIZ DAYをこのnoteでポイントを絞って振り返りをさせてもらいます。

LINE BIZ DAY Keynote

冒頭で始まるキーノートは「Across the Borderline これまでのLINEの枠を超えたマーケティングの実現」がテーマで、LINEとZホールディングスの経営統合後の取り組みが紹介されました。

新しい広告メニューとして、Talk Head View Custom、LINE NEWS TOP ADの事例などもとても興味深かったのですが、経営統合の象徴とも言えるヤフーとPayPayとの連携に一番注目しています。

この記事の後半でも触れていきますが、日本のIT史に残る経営統合からついにLINE、ヤフー、PayPay、この3大サービスの連携が始まっていくぞ、という未来感を強く感じるキーノートでした。

私自身、この5年ほどLINEの上でいろんな取り組みをさせてもらっていますが、ここからもう何段階もLINEは面白くなるとワクワクさせてもらえたキーノートでした。

Session-01 LINEの描くデータ活用の未来と、広告サービスの進化

このセッションも非常にワクワクさせてもらえました。

まず、ビジネスマネージャーに、Z Holdingsのデータを連携させていくことに今年度は注力するとのことです。この連携が進むと、Yahoo!広告、ヤフーのディスプレイ広告への出稿がビジネスマネージャー経由で可能になります。

LINE広告配信でもLINE公式アカウントでのユーザー回答データをもとにした拡張配信などはパフォーマンスが高いです。このデータを使った配信がLINEの面だけでなく、ヤフー面に出せるようになる。これだけで可能性は大きく広がります。もちろん、その逆も然りでヤフーのデータを用いてLINE広告の出稿をすることもできるようになっていきます。

MAU9,200万のLINEと、MAU8,600万のYahoo!。これら日本の二大サービスの裏側がデータ連携されて広告活用できる未来がもうすぐそばまで迫っていると思うとワクワクせずにはいられません。

Session-02 ネイティブアプリとLINEの共存による良質なCX

このセッションではスターバックス様とのご事例でLINE公式アカウント、LINEミニアプリ、ネイティブアプリこの3つの共存モデルについて紹介されていました。

これまでのLINEミニアプリは主に『ネイティブアプリをつくるほどではない利用シーンにおいて消費者が手軽に利用できるミニアプリを選択する』といったケースが多かった印象だったため、ネイティブアプリも持っているスターバックス様のような大手企業が、顧客接点を広げるために、チャネル毎に役割分担をしてユーザーの活性化を図る事例は興味深かったです。

一般公開から約2年ほど経ち、着々と活用が進んできたミニアプリですが、今後はネイティブアプリを既に持っている企業のミニアプリ活用も進んでいくのだと思います。

Session-3 Z販促

個人的に一番の衝撃を受けたのがこのセッションです。
Z販促というパワーワードも公開されたセッションだと個人的に思っています笑

今後、伸びていく市場である販促領域にZ販促という強いサービスが登場したという印象です。

その中でも、やはりPayPay販促とLINE公式アカウントが連携されたソリューションが提供されることを一番楽しみにしています。
オトク提供という強みを持って販促キャンペーンの参加率を上げられるであろうPayPayの利用から、一度友だちになったら継続的な関係をつくることができる強みを持ったLINE公式アカウントへ繋がるシームレスな導線は消費者からも支持される理想的なユーザー体験になると思います。

まとめ

簡単に要点だけをまとめましたが、いかがでしたか?

チャットコマース(LINEなどのチャットサービス上で、商品の案内から購入まで一連のチャットボット接客を受けることができるサービス)を普段から提供している私も、ヤフーとの広告データ連携や、PayPay販促とのLINE公式アカウント連携など、チャットコマースとシナジーの大きいソリューションが多数リリースされたので、今後の進化をとても楽しみにしています!

LINEはまだまだこれから進化していきます。この機会にご興味をもった企業様は是非ご連絡ください。

今回も読了いただき、ありがとうございました。

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