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メンバーシップ機能が始まりました!各社の企画 聞かせてください!

LINE Frontliner の野尻猛です。
日頃よりマーケティングのプロとして、LINE公式アカウントのプロとして、色々なメディアやSNSで活動をさせていただいております。

そして、株式会社CRMマーケティングという会社を通して、色々なメーカーさん、企業さん、各店舗やチェーン店本部さんから、小さな1店舗など、様々なLINE公式アカウントの有効活用支援を担当しております。
 
最近はジュエリーのお客様も多いですね。高い付加価値がある商品は、なかなか1回で良さが伝わらないので、複数回で分割配信が必要で結構ストーリー企画が必要なんですが、各社ともすごく頑張っています。色々な業種の皆様からのご相談、お待ちしています。
 
さて、先日、LINE公式アカウントのWEB版管理画面にメンバーシップというメニューが増えましたね。

非常に楽しみで、私もワクワクしている機能です。今日はその新機能「メンバーシップ」に関して、どのように各社が企画を考えているのかをお教えします。
 
もうすでにプランを設定し、集客を進めている企業もあります。これからのところも、すでにやり始めている企業もぜひ参考にしてください。
 
まずは、今回のメンバーシッププラン内容や条件などをおさらいし、この後、各社の企画などをお話ししていきます。

メンバーシップ機能とは?

まず、メンバーシップ機能とは、LINE公式アカウントで友だちからの月額課金を通じ、メンバーに限定メッセージを送ったり、特別な特典を提供することで、さらに深く友だちとつながることができる機能です。
オンラインレッスンやオンラインサロンで限定コンテンツの配信をしたり、お店でメンバー限定の特別な特典を提供・お店のファンとのコミュニケーションなどにご活用いただけます。
 
LINE公式アカウントの友だちになるのに、無料でなれたり、簡単なアンケート回答でなれたり、特定の商品を購入したら友だちになれたりとかはありましたが、この機能を使うことによって、今後は月額有料会員の獲得ができるのです。

オンラインでヨガのレッスンをしていたり、オンラインの英会話教室、さらには居酒屋さんで、特別な有料会員用VIPサービスを用意したり、色々と企画が溢れてきますよね。
 
なお、現在Web版管理画面でのみご利用いただけます。管理アプリではご利用いただけないサービスとなっています。
WEB版の管理画面にログインして使っていきましょう!

メンバーシップ機能を使える条件ってあるの?

あります!ですが、そんなにハードルは高くありません。
利用には下記のどちらかの条件を満たしている必要があります

 ・LINE公式アカウントが認証済みである。
 ・ターゲットリーチが200人以上。

この部分で結構誤解があるのですが、どちらかを満たしていれば良いのです。認証済みアカウントでなくても、ターゲットリーチが200人以上であれば、使えるのです。
かなりいい機能なので、未認証のアカウントの方もターゲットリーチを200人以上まで頑張り、ぜひ使って欲しいです。
 
あと、ビジネスアカウントでお使いの方は、下記の通りです。

・ログインしているビジネスアカウントが、LINE公式アカウントと連携済み
・ログインしているビジネスアカウントが、管理者権限を持つ

メンバーシップを作成する人は管理者でないといけないですよという事ですね。
 
この機能は、LINE公式アカウントの友だちから月額で課金をするサービスなので、一度しっかりと使い方を読むか、コンサルティングの方と一緒に進めると良いかと思います。

どんな企画を立てればいいの?

世の中には、こんなのあったらいいなーって思っていてもなかなかないサービスってたくさんあります。
今回のこのメンバーシップ機能で、そんな不便が少しでも便利になってくれればと思います。

①ある物販店さんのお話です。
そのお店は色々と企画等を行なっており、朝から結構な行列ができる有名店です。私は朝から行ったことはないのですが、午前中の早い時間の方が、店内が空いているし、レジも並んでないからお客様は早く並ぶそうです。
 
そのお店は、メンバーシップ機能で400円の有料月額会員を募集開始しました。
有料会員になると、「店内に1時間早く入れる」という特典です。
しかもある程度、有料会員数が増えたら、メンバーシップ会員のみが入れる曜日を作ろうと企画していました。
 
今の段階では、早く店内に入れるだけですが、メンバーさんが増えたら、毎週この曜日はメンバーさんのみが入店可能。となり、となれば、その曜日だけを別価格にして、メンバーさんのみの特別価格に出来ます。
 
メンバーさんも早くそうしたいと願い、メンバーになったことをSNSにも拡散し、一気にメンバーさんも増えるでしょう。
 
ブランドのファンって、自分たちがコアなファンであればあるほど、新規の一見さんと同じ扱いとか、新規の一見さんで店内が溢れて自分たちコアなファンが買い物しづらくなるのが嫌なようです。
そういう心理や店舗の課題をうまく活かした企画といえます。
 
ちなみにメンバーシップ機能は、最低金額があり、その金額が400円です。だからそのオーナーさんは月額400円にしたと言っていました。
 
さあ!みなさんはどんな企画を立てますか?この企画から参考になるところありましたか?

②ある居酒屋さんの話です。
居酒屋さんというには失礼なほど、少し客単価も高く有名店です。(オーナーすみません)
 
そのお店はお通しが550円です。ですからメンバーシップ機能で550円の有料月額会員を募集開始しました。料金的にみれば、1ヶ月で2回目以降はお通し無料という企画ですね。
 
そして、そのお店には4種類のVIPルームがあるのですが、この企画スタートと同時に、メンバーさんのみがその部屋を予約や利用できるようにするそうです。ちなみに、VIPルーム以外は誰でも予約できると聞いています。
 
1ヶ月に2回以上来てくれるお客様に少しだけ配慮したいというコワモテオーナーの気遣いが見え隠れしますね。うまくいって欲しいです。 

少しまとめます。
 
どうですか?企画の参考になりましたか?
 ①のケースは、メンバーシップ機能を通じてブランドのファンをしっかりと囲い込む企画。ファンは時にアンバサダーに進化します。そのきっかけとなるべくターニングポイントになるでしょうね。
 
②のケースは、居酒屋でやるには一番レギュラーな企画ですが、1ヶ月に2回以上行きたいと思ってもらえる工夫は私と二人三脚でものすごく頑張っています。

企画だけ立ててもダメです。企画を成功させるために背景も整えたり、お客様の気持ち・本音ももっと知る必要があります。
 
メンバーシップ機能が出来たことは管理画面で知っているけど、どうすればいいのか分からないというみなさんの少しでも参考になればと思っています。
 
もちろんオンラインサロンやオンラインの英会話さんとかで、月額料金をこの仕組みで徴収し、しっかりとサービスを享受するというドストライクな使い方も良いと思います。が、この機能、どの業種でも企画次第で使えます。
 
しかし、メンバーシップ機能にも注意点はあります。それは手数料です。
Web決済の場合は売上金の10%、App内課金の場合は売上金の35%が差し引かれます。

 
要は手数料を超える「幸せ」を作れば良いのです。要は企画力です。野尻も相談に乗りますので、なんでも相談してください。
 
あとこのメンバーシップ機能はチャットの使い方が上手くなるともっと成果をあげます。チャットの有効活用方法に関しては、こちらも参考にしてください。

最後に、「LINE Frontliner」は、LINEへの高い知識レベルと豊富な経験を備えたLINEの認定講師です。日本国内に9名しか存在しません。
 
私たち、LINE Frontlinerには、LINE社と共に第一線でマーケットを作っていく役割・使命があります。
 
何でも相談に乗りますし、皆様がLINE公式アカウント・LINE広告を有効活用し、企業がより利益体質になれるようにサポートさせて頂きます。
 
LINE Frontliner野尻猛のLINE公式アカウントから、どしどしご相談ください。
 
ぜひ皆様の1歩をお待ちしております。


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