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LINE公式アカウントが持つ本当のチカラ「前編」

LINE公式アカウントってクーポンを送るだけの道具と思っていませんか?
LINE公式アカウントの友だち獲得が難しいと思っていませんか?

 
今、少しでもドキッとした方は、最後までしっかりと読んでください。
このテーマに関しては、いつか書きたかったのですが、ようやく書けました。
 
自己紹介が遅れました。LINE Frontliner の野尻猛です。
日頃よりマーケティングのプロとして、LINE公式アカウントのプロとして、色々なメディアやSNSで活動をさせていただいております。

そして、株式会社CRMマーケティングという会社を通して、色々なメーカーさん、企業さん、各店舗やチェーン店本部さんから、小さな1店舗など、様々なLINE公式アカウントの有効活用支援を担当しております。
 
今回の話を読んで、一度相談してみようと思った方、ぜひご連絡お待ちしております。
LINE Frontliner野尻猛のLINE公式アカウントから、どしどしご相談ください。

☆① 事業の推進に必要不可欠なのは、、、

どんな事業であっても同じだと思いますが、事業の継続、事業の推進に必要不可欠なのは、「伝える」ということ。あと、「顧客の創造」です。
ここに関して異論がある人はいないと思いますが、あまりにも当たり前すぎて忘れてしまっている。もしくは時々ふと忘れている企業は多いのではないでしょうか?
 
ではまず、「伝える」という部分からしっかりと深掘りしていきましょう。(この記事を執筆している今日は2023年4月8日です。)

弊社のクライアントさんはもちろん、他社さんからもお声かけをいただき、よくLINE公式アカウントの翌月や翌々月の企画会議に参加させていただきます。ですが、ほとんどの内容がどんなクーポンを送るかの打ち合わせです。
 
私は数多くのLINE公式アカウントのサポートをしてきましたが、いつもいつも口すっぱく言っているのは、

「情報を伝えよう!」
「今を伝えよう!」ということです。
 
そのお店に行きたい。というバロメーターが各お客様の心の中にあると想像してください。各お客様ではわかりにくいので、あなたの心の中にそのバロメーターがあると想像してください。バロメーターは100で行く度が満点です。要は100を越えれば行くのです。
 
では、クーポンもらっただけで、「行きたい!」とバロメーターが必ず100を超えますか?
 
もちろん超えるかもしれません。でも思い返してみてください。クーポンをもらって100を超えた時って、クーポンもらう前から70くらいはバロメーターありましたよね?
クーポンだけで0から100に急になるってあまりないですよね?

☆② お店探しの心理学「情報プラスお得」

ある店舗(イタリアンレストラン)では、友だち数1,300人程度でクーポン反応率0.7%でした。その後私がコンサルするようになり、色々と整備・推進しましたが、一番変えたのが「情報配信」です。

どんなメニューがあるのか?
看板メニューのこだわりポイントはどこか?
店内にはどんなサービスがあるのか?
どんなスタッフが、どんな夢を持って働いているのか?
店内スタッフで一生懸命作った手作りのキッズスペースは?
来月のおすすめメニューといつから食べられるか?

するとどうでしょう。クーポンを送ったわけでもないのにお客様がたくさん店舗に押し寄せてきました。
スタッフも名前で呼ばれるようになり、おすすめメニューの出数がどんどんあがり、フードの原価率も安定してきました。
 
私が担当する前から比べて売り上げで税抜400万円以上、単店の店舗段階利益率も12%を超えた月もありました。
 
なんでそんなこと!そんなことってあるの?って思いますか?皆さんも自分に置き換えてみてください。
そのお店のクーポンが欲しいですか?
自分のお気に入りのお店に行きたいですか?
 
お気に入りになる方法は、クーポンもらえるからですか?
 
LINE公式アカウントの真の使い方というテーマでよく居酒屋で、飲食業の経営者たちを集めて講演というほどではないけどお話をさせてもらっています。そこではよく、まず、「自店を好きになってもらう方法」を徹底的にお教えしています。それがお客様にとってのお店の選び方の原点だからです。
 
私野尻もそうです。
お店を選ぶ際は、クーポンの有無ではありません。
ただ、勘違いしないで欲しいのが、クーポンの有無が店舗選びの最後の決め手になることはあります。
そして、クーポンのみでお店を選んでいるわけではありません。「情報」プラス「お得」が勝ちパターンです。
 
また、あるお店で2歳未満のお子さんがいるご家庭には、とても嬉しく、そして他ではあまり見ないサービスがありました。そのお店のオーナーは、「2歳未満のお子さんがいるご家庭は、ほとんどこのサービスを使ってくれています。」と堂々とおっしゃっていました。
 
私は、マーケティングと心理学のプロです。そして大学の専攻も統計情報数学です。常に疑り深い性格なのか、常に片方だけの意見に流されないという性格なのかわかりませんが、その店舗のコンサルを受けた際にまず100人アンケートをやりました。
 
結果、

100人 2歳未満のお子さんがいるご家庭のお客様にアンケートしました
67人 そのサービスを知っていた方の総数です
41人 そのサービスを使ったことがあるという方の総数です
89人 そのサービスをぜひ使ってみたい(これからも使っていきたい)という方の総数です。

どうですか?
対象のほぼ全員が知っていて使ってくれている。とおっしゃったオーナーもびっくりしていました。
l  サービス認知率67%
l  サービス使用率41%

という事実もそうですが、何よりも知っていればぜひ使いたかったのに!という89%です。
 
もうわかりますよね?
「お客様に伝わっている」なんて、ただの偶像なんです。
伝えてないのに、伝わるわけがないのです。メニューに書いてあるし、なんてただの言い訳です。
そういうあなたも、人の店舗のメニューを隅から隅まで読みますか?

☆③ 伝えるということ 

お客様に自店のサービス・売りを伝える。
それが全てです。
「伝わっているかも」とか、「書いてあるから」ではありません。
伝えるのです。伝えて伝えて伝えるのです。
店舗のオーナーを長くやっていると、自社に長くいすぎて、当たり前のレベルが狂ってきます。
お客様には何も伝わっていない。と思ってちゃんと伝えることはとても重要です。
今日のこのnoteを最後まで読んだ後、あなたも一度原点回帰しましょう。

どんなメニューがあるのか?
看板メニューのこだわりポイントはどこか?
店内にはどんなサービスがあるのか?
どんなスタッフが、どんな夢を持って働いているのか?
店内にはこんなサービスあります!やってます!
来月のおすすめメニューといつから食べられるか?
 

色々と伝えてあげましょう。特にスタッフにスポットライトあたるようなスクープは特に伝えちゃいましょう。
応援しに常連さんもきてくれるかもしれません。
 
伝えても伝えても、それでもお客様の心が動いてくれない時、その時はじめてクーポンの出番です。
100で行くというバロメーターはすでに75から80くらいにはきているでしょう。最後はクーポンで、あとひと押し!しましょう!
 
クーポンは元来そういう使い方です。
 
WBCもあったので、野球に例えても大丈夫かな?
野球に例えると、先発ピッチャーは「情報配信」です。そのまま9回裏まで完投してもらっても大丈夫です。
 
でも、先発が少し弱ってきた時は、抑えのエース「お得なクーポン」の出番です。しっかり後続をおさえましょう。

☆④ 最後に

「伝える」と「顧客の創造」の両方をお送りしたかったのですが、私の主催する勉強会でもだいたい2時間30分くらいかけて勉強会しています。
一気に、伝えるも顧客の創造も話してしまうと読んでいる皆様の頭の中が混乱しかねません。
ということで、前編はここまでです。
後編も楽しみにしていてくださいね。
 
「LINE Frontliner」は、LINEへの高い知識レベルと豊富な経験を備えたLINEの認定講師です。日本国内に9名しか存在しません。
 
私たち、LINE Frontlinerには、LINE社と共に第一線でマーケットを作っていく役割・使命があります。
 
この伝える。というテーマは、今後の配信計画にも大きく波紋を広げることでしょう。
何でも相談に乗りますし、皆様がLINE公式アカウント・LINE広告を有効活用し、企業がより利益体質になれるようにサポートさせて頂きます。
 
LINE Frontliner野尻猛のLINE公式アカウントから、どしどしご相談ください。ぜひ皆様の1歩をお待ちしております。

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