とりあえず福岡に来てみた。
はじめまして。大学四年のけんたと言います。
2000年7月生まれの23歳です。23歳で大学四年ということは、そうです。
留年してしまいました。それでも今年度に47単位取らないと卒業できないという
2留の窮地に立っており秋学期の成績表が出るのををドキドキハラハラしながら待っています。
あ、ドキドキハラハラというのは少し嘘かもしれません。
なぜなら私は約18年育ってきた神奈川を飛び出し福岡にやってきているから。
宿も、職も、金もありません。ただ福岡に住みたい。その思いだけで。
クレジットカードのポイント全てマイルに変えてボーイング777に乗ってやってきました。どうやって生きていくかそれだけで頭がいっぱいです。
そんな中、初のnoteを書きはじめているのは24時間営業のファミレスでやる事がなくなってしまったからであるのです。
今回はなぜ福岡に来たのか、を主な題材としてこれまでのこととこれからのことを書いていきたいと思います。初めてで拙い文章になるとは思いますがぜひ最後までご覧ください。
1. 福岡の魅力に惹かれて。
私自身、旅が大好きで毎年いろんなことをしています。
今までの旅をいくつかピックアップすると
渋谷から宇都宮へ徒歩の旅
横浜から草津温泉へ自転車の旅
高速を使わないバイクで西日本一周の旅
と移動手段も様々な旅をしてきました。他にも色々あるのですが今後のネタにとっておきます(笑)
そして西日本一周の旅で初めて出逢った福岡に私は魅了されてしまいました。
魅了されたところは主に三つ。
一つ目は想像以上に都会であること
東京に引けを取らないくらい博多、天神には高層ビルが立ち並んでいました。
正直、田舎と思っていたのでこれには大変衝撃を受けました。
飲み屋、ショッピングセンターもうなんでもあります。
二つ目は田舎であること
ん?いきなり矛盾?と思ったことでしょうが福岡は市内を抜けると田舎でした。
田んぼが広がり街頭は少ない真っ暗で星が綺麗なところもたくさんあります。
インスタ映えするスポットがたくさんある糸島のような透き通る海もあります。
超都会の市内から少し離れたらこんな自然が広がっている都会と田舎のミックス最高でした。
三つ目は博多弁が可愛い。
もうこれはシンプルです。マジでかわいい。〜だけん。〜しとーと?〜っちゃん。最高です。博多弁の中でも私が一押ししたいのは〜したもん⤴︎って語尾が上がるこれ、心臓を撃ち抜かれました。福岡に行く際には耳を澄まして街を歩いて欲しいものです。
2. 福岡へ行く決心
福岡の魅力というのを知ってから福岡を周りの友人に激推ししてのですが自分の中には福岡への移住という選択はありませんでした。
というのも大学四年だし内定貰ってるし、そもそも大学卒業できるかわからんし、実家出るのお金かかるし・・・
言い訳の材料はたくさんありました。
そんな中福岡に行こうと決心したのは今年の始まり、一月一日です。
友人と優雅に箱根の温泉に入りながら将来何したいか、そんな夢物語を語っていました。
皆が私より一足先に社会人になりそれぞれ夢を語っていく中、私は将来何がしたいのだろう。何がしたくて大学に入り、何がしたくて内定先に就職するのだろうか。
そんなことを思ってました。
そこで友人が口をそろえて言うのです。お前の強みは圧倒的な行動力だよな。と。
こんなこと言われたら行動しざる得ませんよね(笑)
何か行動を起こさないと”なあなあ”な人生になってしまう。とりあえず実家を出よう。実家を出るなら魅力的な福岡に行こう。と決め一月四日にか内定先に辞退の連絡をしました。(ワガママを聞いてくださった人事の方ありがとうございました。)
そんなこんなで福岡への旅立ちを決め準備を始めました。
3. 福岡での悲劇
福岡に来て二日目悲劇は起こります。
神奈川在住に4月までの食い繋ぎとして福岡の寮付き派遣バイトをしていくつもりでした。
しかし、実際事務所に行き手続きを始めると衝撃の事実。大学生は不可。
心臓が止まりました。そんな大事なことあるなら電話した時に言ってよー。
なんて確認しなかった私が悪いのに責任転換なんかしてしまったり…
意気揚々と福岡に来たのにいきなり宿無し、職なしの生活が始まるなんて。
窮地に立たされた男ってのは強いんですね。
私は雨の中リュックを背負いキャリーケースを引きながら職と家探しの旅に出ます。
天神の居酒屋や中洲のラブホテル全部で10件ほどにここで働かせてくださいと懇願してみたり、街の人に家を失ったのですが助けてくれませんか。と手あたり次第に声をかけてみたりしました。
時には自分を千と千尋の主人公かと思ったし、時には不審者として捕まるのではないかと思いました。
まあ、努力も実らず四日間家なし生活をしてました。(笑)
4. 福岡の優しさ
私は知らなかったのですが福岡ってとても暖かい街なんです。
なんなら成人式のニュースなどを見ると少し怖い街かとも思ってました。
福岡初日友人にもらった襷を首から下げてキャリーケースを引いてる私に困ったらいつでも連絡してこいと名刺をくれた人がいたり、
どのバスに乗っていいかわからず駅員さんに尋ねてる私を見かけて僕もそこにいくから一緒に目的地まで行こうと声をかけてくれる人がいたり、
またまた、家がないことを話すと家が決まるまで住ませてあげると言っていただけたり…
大変暖かい人たちに囲まれている、暖かい街なのだと感動の涙で前がよく見えません。
絶望から五日目で人の優しさ故に仮の住まいが決まるなんて思っても見ませんでした。本当に感謝でいっぱいです。
これから福岡県民になろうとしている私にはとても心強いです。
5. 福岡でやりたいこと
福岡に行くことを決めてから成り行きで福岡に来て色々と悲劇がありましたが、
私自身福岡でやりたい、成し遂げたい目標が明確にあります。
それは自分の会社を立ち上げ九州全体の町興しに貢献することです。
現在私は社会人経験のない何もできないお尻の青い若造であることは自覚しておりますので4月から会社に勤めながら着々と準備を進めていきたいと思います。
今回ばかりは思いつきで行動するのでなくゆっくり確実に。(笑)
6. 福岡は若者の街?
これまで私の主観的なことを書いてきたのですが最後に客観的に見た福岡の強みを書いていきます。
福岡の県庁所在地である福岡市。実は政令指定都市の中で一番10代・20代の割合が多い街なんです。驚きですよね。
超高齢化社会の日本でこれからに期待できる街、今より一層発展していかなければならない街だと感じます。
他にも起業に優しい街で天神にはスタートアップカフェというこれから起業しようと考えている人たちが集まるカフェがあり無料で有識者に相談できたり、起業後も色々と特典を使えたりといいことだらけのカフェがあります。
私はまだ二、三回しか立ち寄ってないのですがとても魅力的なカフェでございます。
また空港から市内まで直線距離で5キロとこれもまた政令指定都市で最も近い距離になっております。空港から都市が近い。これに越したことはありませんね。
7. 最後に
長々と私のことや福岡のことを書いていきました。
これから定期的に実際に住んでみて気づいていく福岡の良さや、起業に向けての進捗、そこで得た知識などを発信できればと思っています。
読みにくくただ長い文章になってしまいましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。文章がどんどん上手になっていく様、有益な情報を掴む様を見届けてくださると幸いです。
では、また会える日までお元気で。