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「哀れなるものたち」を観た後に、これまでの女性観について考えた

 先日 観に行ったこの映画、美しく独特な映像だけでも観にいって良かったし、内容も私には大変面白かった。(詳しくは他の親切なサイトを見て下さい。)

ただ、この映画、30年前だったら単館上映のカルト映画扱いだったろうなと思ったりした52才の私である。

 観た後にぼんやりと考えていた事があって、それは、女性についての、特に性に関するいままでの、(というか昭和の)価値観、例えば…

・女性自身が性に関わる事に罪悪感がある。

・男性が女性を性の対象として見る事は当たり前とされているのに(だからこそ)、性への関心を隠さない女性、性の経験がそこそこある女性はひどく蔑む。

・そもそも女性を一個の人間として見ていない。(こんな人はさすがにあまり見なくなった、素晴らしい事だ。)

こんな風な事があったんだよ、と若い人達に話した時に、ポカンとされる時代になっていてほしいなと思った令和6年の2月です。

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