リージョ観察日記20190222 セレッソ戦後半その2
64:03
水沼から都倉 都倉1トップ シャドー柿谷、清武へ
67:12
都倉が寄せてきても引きつけながら1トップ脇から西にリリースできる蛍はGOOD
「味方に寄るなスペース消える 相手をギリギリ引きつけてからリリースしろ」
69:06
清武からレアンドロデサバト ソウザがこれでシャドーに上がる。
その2分後に三原から古橋 古橋は3トップ中央へ。蛍はアンカーへ。
ファーストディフェンスで適切にコースを切っていくよりもダンプカーのようにとりあえず突っ込む都倉の渡部へのファウルにみられるように都倉に対しては渡部、大崎2CBとアンカー蛍の3人で囲い引きつけてリリースするかたちが明確になった。
そしてビルドアップ時には西がダイヤ右(かつての蛍の位置)へと内側に遷移しながら前方に進出できるようになった。
74:08
西のヘディングシュートは正面でキャッチされたものの、清武が下がったことで神戸の右サイドの出口が開いたことに呼応するシュートだったようにみえる。
ただ、デメリットもあり、三原が抜け三田ー蛍の4-2で自陣ゴール前を守ることが増えたためにソウザにミドルシュートの機会を与えることになる。
CKの失点について
前半からのCKのマッチアップは渡部ーヨニッチ 大崎ー山下でキッカーはソウザ。
ここに都倉が加わることで西と山下のエアバトルでのミスマッチが生まれることになった。
さらにこれまでのキッカーはソウザだったがこの場面ではキッカーは丸橋へスイッチし、ソウザは中に入れていた。
山下はキックの直後にスンギュの前、西の後ろに入り込んだのでパンチングで弾こうにも苦しい体勢になってしまったのは否めない。
結果論でいえば制空権を決するエアバトラーの枚数が少ないことに起因した失点といえる。
(ベンチに那須がいたとはいえエアバトルは分が悪い)
まとめ
90分のうち70分は凪状態にしつつ、リスクとリターンの関係を慎重に見極めながら選手投入し、その選手の直接的なゴールよりもセットプレーの得点期待値を上げていくゲームプランはヴェルディ時代から再三見てきたもの。
ロティーナの思惑通りに転んでしまったという意味においては
「ウノゼロは妥当な結果だと思います」by三浦俊也氏
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?