ファンマ・リージョ観察日記2018

2018 11.03 グランパス名古屋戦


○ビルドアップ編

ダイヤのスタメンは左右から来たバックパスを時間かけずにグラウンダーのキックで落ちてきた3列目に届けることができるという点か、、レイナっぽい使い方。

1:48 右の三原-大崎-GK◇から落ちてきた三田がジョーの近くで受ける。トランジション整備されてないのにボール持ちたがる風間塾には最初からボール取り上げればいいじゃんか理論。ここで藤田が受けると前向けないからちゃんと修正されてるな、、、

でイニさんが戻して藤田が前向いて出した相手がちょい落ちてきたポルやんでこの時の菱型の頂点に伊野波が小林引き付けながらいると、、それゆえポルやんに時間とスペースを与えることが出来た。この構造だけで前半勝ったようなもの。


○ファーストディフェンス〜ミドルサード・ディフェンス

準備していた守備プランが明確に見えるのが23:38以降〜


戦略目標
ネットを神戸陣地に入れないこと、遠ざけること=Anti-Access/Area Denial

1.
名古屋は後ろ4枚+ネットでビルドアップ
これに対して前3枚+伊野波はゾーナルでファーストディフェンス

ボールと逆サイドにいたイニさんが下がれ下がれとジェスチャーしてネットを古橋と伊野波でサンドイッチで消している。

伊野波がポルやんの背中のスペースを守ることでネットの自陣侵入阻止&名古屋の左起点攻撃阻止&ポルやんイニさん前残しでカウンターの鋭い刃をちらつかせることに成功した。

今日の伊野波は守備の時はポルやんの背番号を見つつ攻撃ではポルやんの前に出る役目で名古屋のボランチを引っ張る役目、、、表のMVPがポルやんなれば裏のMVP

2.名古屋ボールを外循環させる

3.3列目に移行した場合は伊野波そのまま下がり
伊野波=玉田 シャビエル=三田がマンツーで阻止

4.ジョーは大崎とヤセルで見張る


○アタッキングサード

ウィングバック裏のスペースにエドワルドネットを引っ張り出し、同時に名古屋自陣にセット守備をとるとき小林とネットが横並びになるがなぜか中央が甘くなる…


ポルディの先制点のまえで名古屋の3列目の前で横パスしてたのは風間塾の守備がスペースを見張るのでもなく潰しにいくのでもなく、ボールになんとなく釣られる習性なので疑似餌投げたもの、、、。
で、ほんとうに食いついた、、、。

○Box to Boxトランジション 

玉田のFKのこぼれ球を自ゴール前で大崎がクリア。古橋がドリブルで運ぶ。大崎がそのまま名古屋ゴールまで。

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