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脳出血から1日目

4月29日 
私の人生でとんでもない事が起きました。

ものすごい大変でそして大切な経験をすることになったので記録に残したくて書くことにしました。

4/29日祝日 とあるお店の中でお昼過ぎにいきなり足が動かなくなりました。まるで地面に吸い込まれる感じになったのです。夢の中で走ったりして身体がものすごい重くなったりする感じになりますが、同じように身体が重くなりました。

何が自分に起こったか全くわからなかったけど
左手も重たくなってきて物を落としそうになったりしてきました。

とても立ってられないー

周りの人に具合悪いことを伝えてそばにあった椅子に腰掛けさせてもらいました。
倒れてしまいそうな気がしたので予定を切り上げて帰ることにしました。

具合もどんどん悪くなってきてムカムカするのと視界がいきなり狭くなってきました。
貧血なのかな?きっと貧血に違いないと思いつつもいや貧血だからとそれ以上悪い事を考えたくなくて
ものすごい自分にこれは貧血だと言い聞かせました。
ただどうやっても一人で帰れそうもないので
旦那に電話をして迎えに来てもらうことにしました。

最初はラインで連絡してたのですが
具合が悪すぎてライン打てなくなってきて
携帯の画面も見られなくてものすごい焦りながら電話した記憶が残ってます。
とりあえず電話して今の状況を伝えようとしたのてすが
右手が震えて携帯が持てなくなって話してるのすら辛いー
旦那に電話をしている今いる場所を伝え救急車を呼んでもらう事を伝えて、電話切りました。

それからそばにいてくれたKさんに救急車呼んで貰うことにしました。
その時にあ、、、喋れなくなってきたと微かに覚えてます。
パニックを起こしたけど周りの人が迅速に救急車を呼んでくれてホッとしました。

とりあえず旦那の名前とここに連絡きますって事をKさんに伝えて椅子に座りなおそうとしたら左側に身体がずり落ちてるのに気がつきました。身体を起こして椅子に座り直すことが出来ませんでした、
助けてと小さく叫んだら身体と足を周りの人達が支えてくれました本当にこの時辛かったのでお礼も言いそびれてしまいましたが
Kさん含めて周りにいた人達に
感謝の気持ちでいっぱいです

左側の肋骨付近はビリビリしびれてて
顔面の左側もビリビリしててさわったらゾワっとなりました、歯医者で麻酔注射したあとのように麻痺してたのです。

私はこの時点で多分脳に何かあったんだなと諦めましたー
ちっとも頭痛はなく、何がどうなってるかわかりませんでした。

そばにいてくれたKさんにいきなり
もしかしたらもう会えない最後になるかもです
今まで大変お世話になったのもご迷惑おかけひてすいませんと声かけた
大好きなkさんにやめて嫌だから大丈夫だから
そんなこと言わないでと言われたような記憶があります。Kさんとは後日会えたのですが
この時は自然と最後かもなと思いました。

そんな間もなく救急車がきて
救急隊員の人に立てますか?と聞かれて
立てないですと答えながらもやっと横になれるってすごい安心しました。少し眠くなってきたのです、

自分で左手を右手で支えてあげてくたさいねと
救急隊員さんに言われて右手は動くんだって思いながら自分の左手を持たされました。
左手が暖かくて動かないのを把握できましたが何が起きてるのかまだわからずに不安がまたたくさん蘇ってきました。

二人の隊員さんに持ち抱えてもらって
あー重くてごめんなさいとふと思っていた気がします。
このあと実際に寝てはいないと思うのですが気がついたら救急車の中でした。
色々と救急隊員さんに聞かれて答えてる自分がいた
名前や生年月日既往症有無や
頭痛しますとか既往症とか色々答えてました。
答えていたら隊員さんが喋るのもつらい?喋れない私に気がついて声をかけてくださいました。
私は頷きました。

その時に目にライト当てますねと言われて眩しい見えてよかったと思ったのですが、
ライトを当てた隊員さんはー弱いです
って言葉が聞こえて

違う隊員さんが再度当てたら
弱い

私の脳なんかやらかしましたか?って
聞いた気がします

隊員さんが多分脳に何かあった可能性が高いので対応出来る病院探してるから少し頑張ってください。

それからずっと色々話しかけられて助かりましたしゃべれないけど話すのやめるともう寝る寸前だったし目が開けてられなくて辛かったけど
たくさんの励ましてくれてそのおかげで恐怖心が小さくなってものすごい嬉しくて目一杯動かない口で話しました。

あとで聞いたらこの時病院が祝日で見つからず30分くらい停まっていたようで全然気がついていなかったのですが
そのまま病院に搬送されて最初
看護師さんが付き添いなし?なしなんですねご家族は?
今こちらに向かってますなどのやりとりが聞こえてきました。

そう言いながら
手際が素晴らしく痛くもなく怖くもなく
指輪やネックレスもまとめて見せてくれました
そのままCTに入ってどうなるのかなーとぼんやり思いながら
気がついたら暗い部屋のベットにいました。
そう言えば検査終わってベットからうつしてくれたっけなーとうとうとしてると

カテーテルや心電図モニターやらぺたぺたプスプス刺されても何も感じなく
とにかく眠い

ボケーっとしながら
看護師さんにこのペン何本に見えてますか?
と聞かれて2本に見えちゃうと笑いながら

私何があったんだろうって思いながら過ごしてました。
この頃の記憶が1番なく
またこの後のことについては
もうむしろ忘れたい事だらけ
次回続きますー

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