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動画編集のためのパソコン選び|予算と性能・パーツの見極め方を伝授
どうも、Luxです。
最近は動画編集のお仕事に加えて、”動画編集を教える”ということにもチャレンジしております。
現在ココナラ・スキマにて数件のご依頼をいただいておりまして、”教える”という事を私も教わっているような気持ちです。
そんな中、
本格的に動画編集を始めるにあたってどんなパソコンならいいのか
という質問もいただきました。
たしかに、私は趣味のゲームや仕事にもパソコンを使っていましたので自然と詳しくなりましたが、いままでパソコンにそれほど触れてこなかった方には難しい問題ですね。
そんなわけで、今回は動画編集に使えるパソコン選びの基準を書いていこうと思います。
あ、よくあるアフェリエイト記事じゃないのでご安心ください。商品紹介はせずに選び方を伝授します。
動画編集に興味のある方はぜひこちらもよろしくお願いします!
![](https://assets.st-note.com/img/1684582446652-Q5xTKxqNeO.png?width=1200)
重視するべきパーツの説明
パソコン選びの時に注目しておきたいパーツについて、選び方や注意点を説明していきます。
CPU
まず一番重要なのは「CPU」です。
聞いたことがある人は結構いると思いますが、詳しくは知らない人も多いでしょう。
簡単に言うとパソコンの中で計算や処理をするパーツ、要するに頭脳です。
これの性能が悪いと、編集の処理速度が遅くなっていちいち止まってしまったりするわけです。
Intel Core〇〇 とか、これを見たことある人もいるでしょう。
一応、Intel系とRadeon系っていうのがあってこれはメーカーの違い。
さらにメーカーの中でもグレードがあって性能が違うから面倒なんですね。
一番流通数が多いIntel系を説明していきますね。
・止めておいたほうがいいもの
Celeron、Pentium、Core i3
こちらは安いけどあまり性能が高くありません。
・動画編集に使えるもの
Core i5、Core i7、(Core i9)
i9はすごい値段するので現実的ではありません。
「よし、じゃあi7って書いてあるやつで安い中古を買おう!」
っていう方はちょっと待ってください。
特に注意したいのが
「Core i7搭載!!!ハイスペックなモデルです!!!」
とかって書いてある詐欺まがいの業者です。
Coreシリーズには”世代”があり、どんどん性能が良くなっています。中古品はかなーり古い、もはや骨董品というような世代のパーツを平気で搭載していたりします。
Core i7の古い世代、例えば第5世代で約10年前です。単純な比較は難しいですが、性能を数値化してもので比べてみると最新のCore i3よりも下になってしまいます。
「i7 00000」この後ろに付いている数字が世代の目安となります。
1000が1世代、5000なら5世代、13000が最新の13世代です。
ということで、中古を買うか悩んでいる方はこの世代にもしっかり注目しておきましょう。
ちなみに、私は第10世代以降なら問題ないと思います。
Radeonについてですが、7とか5とかIntelと同じようなグレードに分かれています。IntelとRadeonを比べるには、数値化した性能で比較するしかありません。
「CPU ベンチマーク」と調べると数値化した性能を載せているサイトがあるので、そちらで比べたいCPUの型番を探してみましょう。
ちなみにRadeonだから出来ないとかそんなことはほぼ無いのでご安心ください。
メモリ
こちらはちょっと説明が難しいパーツですが、CPUを補佐するようなパーツだと思ってください。いくらCPUがいいものを選んでも、こちらが貧弱だとCPUが力を発揮しきれないということになります。
メモリは基本的には4Gきざみで搭載されています。
4,8,16,32,64G くらいが売っているパソコンだと一般的ですね。
絶対に買ってはいけないのは
4G、8G のパソコンです。
パソコンというのはOS(Windows)などを起動して色々なソフトを使用したりするわけですが、最新のWin11・Win10はその起動ですでに結構なメモリを消費しています。
4GではWindowsの起動だけでカツカツ、8Gは動画編集をこなすほどの余裕がありません。
動画編集はCPUも重要ですが、メモリ容量が無いと編集が途中で止まってしまったり、そもそも編集が出来なかったりしてしまいます。
ということで、最低16Gのパソコンを選びましょう。予算に余裕があれば、32Gのモデルを買ったほうがオススメです。
GPU
GPU、グラフィックボード、ビデオカードなどと呼ばれるパーツです。
こちらは映像や画像の処理に特化したCPUという感じで、CPUに変わって映像系の処理をしてくれるのでより高度な編集が可能になります。
こちらも色々と型式とかあるんですが、それほど高性能なGPUは必要ありません。
GeForce〇〇というのが一般的になるわけですが、その中でもコスパがいいものは少ないのでそちらから選ぶことになります。
GeForce RTX シリーズの中で
3050、3060、3060Ti、1660、1660Ti
このあたりが性能が十分で値段もそこまで高くありません。
優先順位
パソコンにかけられる予算は人によって違いますから、大まかに優先したほうがいい順番を付けていきましょう。
1:Core i5+メモリ16G
2:Core i7+メモリ16G
3:Core i7+メモリ32G
4:Core i7+メモリ32G+GPU
最低限のメモリ16GとCore i5は確保しましょう。
次にCPUをi5からi7に、そしてメモリを32Gに。
それでも予算がある方はぜひGPUを搭載してください。
どこで買う?いつ買う?
家電量販店にネット通販に色々ありますね。ネットのセール時に買うのが値段的には一番安く済みます。そして、ネットで買うにしても色々と買い方があるわけです。
・AMAZON、楽天、その他EC
会員だったりセール時を狙ったりで予算を抑えられます。
・メーカー直販(DELL、HPなど)
大手パソコンメーカーのサイトから直接買う方法です。
セール時には結構な値引きになります。
・BTOメーカー(ドスパラ、マウスコンピュータなど)
ビルド・トゥ・オーダー、つまりパーツを仕入れて組み立てて売っているメーカーです。
メリットは後述します。
前2つに関しては、セールを狙うと結構安く買えるという点がメリットになります。しかし、デメリットもあるわけです。
それがカスタマイズ性の低さです。
例えば、CPU、GPU、ハードディスクの容量に見た目まで好みなのにメモリが8Gしかない…という時も稀にあります。
そんな時に受注してからパーツを組み立てるBTOでは注文時に
「メモリを32Gにして、追加のハードディスクも入れて」
なんてわがままな事も出来るんです。
これがBTO系の大きなメリットです。
メーカー直販系だと多少融通が効くこともありますが、特に在庫処分のセールなんかだと一切カスタマイズ出来ないことも多々あります。
値段だけで言うとECや直販のセール狙いがいいですが、予算と性能をしっかり考えて購入するようにしましょう。
![](https://assets.st-note.com/img/1684584816568-HYGoJZcOZC.png?width=1200)
最後まで読んでいただいてありがとうございます!
パソコンはしっかり掃除することで長く使うことができます。私が現在使っているサブPCは、以前のメインPCだったものなのでもう7年くらい使えています。
横の蓋を開けて掃除機で吸うくらいで大丈夫なので、定期的にすることをオススメします。
自分でパソコンを選ぶのが不安、予算内できっちり収めたい
そんな方はよかったらココナラからご相談ください。
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