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規制改革推進会議における「看護師の専門性の更なる発揮に向けた取り組み」など

過去のツイッターのまとめ

令和2年(2022年)7月2日
内閣府 規制改革推進会議
規制改革推進に関する答申
https://www8.cao.go.jp/kisei-kaikaku/kisei/publication/toshin/200702/toshin.pdf


この会議の「規制改革推進に関する答申」で、「看護師の専門性の更なる発揮に向けた取り組み」、「有料老人ホームにおける医行為の看護職員による円滑的な実施」を挙げている

特に前者は具体的に述べられており、今後も特定行為研修を押していきたい考えが伺える

特定行為研修で在宅医療等の推進を図り、2025年までに10万人の研修修了者を養成したかったが状況的に困難
なので、2024年までにパッケージ研修修了者1万人を掲げている
近々、集中治療領域のパッケージ研修も公に情報が出てくるでしょう
国は修了者を増やしたい
ただ、増えるかというと個人的には…

期待したいのは2点
【臨床推論のウェイトを抜本的に高めるなどの研修内容の見直し】
恐らく臨床で特定行為の実施より、状況判断する方が多いでしょう?
受講を検討する人も、研修修了したら「特定行為が実施できる」とアピールされて魅力を感じるだろうか?
特定行為は診療の補助の一部分でしかない

【特定行為研修修了者の配置等に対する診療報酬上の評価】
仮に今より診療報酬が取れるなら、管理者としては受講させるメリットとなるだろう
ただ、「配置等」なので少人数で十分な可能性は考えられる
例えば、修了者1人で点数が取れるなら、施設として2人目以降の受講者にお金をどれくらい掛ける?


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