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質問:診療看護師(NP)養成大学院の講義は朝から晩まで詰め込まれてますか?生活のために仕事もしたいのですが…

朝から晩まで詰め込まれている時期もあれば、余裕がある時期もあるでしょう
例えば、 1年次でも前期と後期では授業時間は異なりますし、2年次では実習が入ってくるので、そもそも授業という時間がほとんど無くなるでしょう

ただ、大学院によっては高校や大学のような「平日授業で土日祝日休み」のところもあれば、「月・金・土など週3〜4日授業」のところもあります

なので、生活のために仕事をしたいのであれば、後者の方が生活スタイルに合っているかと思います
もちろん前者でも可能ですが、「平日授業で土日仕事」や「可能な平日に仕事」といった様に自分の休みを使う、柔軟な勤務形態などが必要になるでしょう

やはり授業を受ければ知識が身につく訳でもなく、授業の復習、知らないことや疑問に感じたことの学習、試験に向けての準備、といった授業外でも学習する必要があるかもしれません
また、座学だけでなく身体診察の練習、実習に向けて超音波検査の練習なども必要になってくるでしょう
時期によっては時間が必要になるでしょうから自分なりの工夫をお勧めします

もしくは、専門実践教育訓練給付金や看護師等養成修学資金貸付制度、奨学金など制度を活用してお金を得ることも可能です


授業時間数で見ると、やはり平日授業の大学院の方が多い
その分、色々な授業を受けることができる
とはいえ、大学院に入学する全ての人に必要な授業かと言われれば、必ずしもそうではないと個人的には思います
逆に、週3〜4日授業の方が限られている分、必要なものに絞った濃縮された授業かもしれない
臨床をしながら授業を受けられるので、座学の学びをすぐに実践に移せることも強みでしょう
ただし、授業が少ない分、課題が出されるので仕事をしながら行うとなると、それに追われるばかりで自分の学習が進まないかもしれない
それなら、平日授業の方が、仕事を抑えている分、自分に使える時間が多いでしょうから、自分の学習ができるかもしれない

確かに生活のためにお金は必要でしょう
大学院なんだから学習が大事とは言え、お金が無ければ生きてはいけません
入学前は職場のスタッフ、入学後は教員など周囲がとやかく言ってきても、それで何かあったとしても、誰も責任は取ってくれません

ただ、そもそも大学院に入学する目的はなんでしょうか?
知識のため?キャリアアップ?お金のため?看護学修士の取得?特定行為研修修了?…
少なくとも、大学院2年間で得られる知識の多くは、大学院修了後に臨床に戻っても使えるものでしょう

せっかくお金を払って入学する訳ですから、大学院2年間がより良いものになる選択ができるといいですね

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