見出し画像

国際医療福祉大学院と東京医療保健大学院で迷っています。診療看護師(NP)養成大学院はどちらが良いでしょうか?

診療看護師(NP)養成大学院の選択という前提でお話しします。

国際医療福祉の留年率が高いのか低いのかは分かりませんので、Twitterにいらっしゃる在学生や出身者にお伺いすると教えていただけるかもしれませんね。
もしかすると、東京医療保健は留年率は高くないかもしれませんが、その分途中で辞める人がいるかもしれませんよ?
つまり、内部の情報はほとんど分かりませんので、何でも言えてしまうし、推測の域をでません。

診療看護師(NP)を目指すという良くも悪くも個性的な人々ですし、なにより大学院ですのであくまでも自分がどうしたいか?どうした方が良いか?と考える方が建設的ではないでしょうか。
正直、毎年その大学院を修了されている人が出ている以上、設定された基準を超えるだけのことを自分がやるかやらないかでしょう。

なので、診療看護師(NP)養成大学院として国際医療福祉を選ぶか?東京医療保健を選ぶか?と考えた時に、私がお伝えしていることは「生活スタイルはどうか?」、「自己研鑽をどうするか?」、「論文や研究をどうするか?」で変わってきます。

・生活スタイルはどうか?
それぞれの大学院HPから分かる通り、また質問者さんもおっしゃる通り、国際医療福祉は働きながら通学可能ですので、大学院2年間のお金の心配が東京医療保健よりは軽くなると思います。
東京医療保健も働く事は可能でしょうが、基本は土日祝くらいなので、せいぜい週1〜2日でしょうか?
大学院の授業料だけでなく諸々の固定費や生活費などなど、生きていくにはお金が必要で、そのお金を稼ぐ為には仕事を選択する人が大半でしょう。
大学院2年間を働きながら通学するかどうかで、稼げるお金は違いますからね。

・自己研鑽をどうするか?
国際医療福祉は働きながら通学可能ということは、裏を返せば働いている間は自己研鑽ができないということです。
一方、東京医療保健は働くことが難しいということは、その分自己研鑽に使っているということです。
大学院の講義が国際医療福祉の週3-4日と東京医療保健の週5日では、触れる知識も思考する時間もディスカッションする回数も変わってくるでしょう。
これはあくまでも時間が異なることで生まれる違いであり、良し悪しなどの比較ではありません。
もちろん、個人の努力で得るものは変わってくるので、一概にどちらが良い悪いも言えません。
そして、ここは生活スタイルと上手く妥協点を見つけていくことになるでしょう。
お金と時間を使って大学院に進むなら、その2年間を上手く利用したいものですね。

・論文や研究をどうするか?
それぞれの大学院HPを見ると分かる通り、論文や研究に関する講義やその時間数は異なります。
また、それに伴い自己研鑽として論文や研究に使う時間も異なってくるでしょう。
例えば症例検討を求められる人と、形式的とはいえ修士論文を求められる人では、その考え方や時間の使い方は異なるでしょう。
大学院だからこそ自分の興味関心のある部分に自分の時間を注ぎ込むのか、大学院にいくなら論文や研究にも触れておくのか、など考え方や判断基準は人それぞれでしょう。
こんなことを書いているとお叱りをもらいそうな気もしますが…
週3-4日と週5日ではどうしても時間が異なりますからね、その違いをどう考えるかは人それぞれでしょう。

さて、色々書きましたが、まとめるとどちらの大学院でも良いと思います。
最終的にはNP資格認定試験に合格するだけの知識は求められますが、それはどこの大学院にいっても同じで、どこの大学院にいってもその基準を超えるだけのことはするでしょうから。
そのため、その他の部分をどうするかでしょう。

頑張ってください。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?