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[第2回]未知の楽器に会いに行く!〜初めてのベトナム旅行〜(前編)

ベトナム訪音記 第2回

2015年、ベトナミーズギターと出会ってからインターネットで検索する日々。どうやら日本では手に入らない。こうなったらベトナムに行くしかない!

ベトナミーズギターとの出会いについては第1回をご覧ください。
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第1回 衝撃!指板のえぐれたギター?ベトナミーズギターとの出会い

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楽器の情報を求めて

椹木野衣さんのtwitterで知ったベトナミーズギター。
すっかりはまってしまい演奏動画を見ているうちに、その楽器を手にしてみたいと思うようになります。
そこでインターネット検索を続け分かったのが、
・日本では売っていない
・日本語の資料がない
・日本で現地の奏法で演奏する演奏家はいない
どうやらベトナミーズギターは、日本で楽器も資料も手に入らないみたい。

はぁ、どうしよう。
これはもうベトナムに行かないと手に入らない!

そんな中、唯一見つけた日本人の演奏する動画。

尾上祐一さんのyoutube動画。独自の奏法で演奏されています。楽器を自作されたりする方で他の動画もとても興味深く拝見しました。是非いつかお会いしたい。

妻にベトナム行きをそそのかす

年が変わって2015年。
日本で手に入らないとわかり、ベトナムにどうにかして行きたいと思っていると、妻から「夏休み海外旅行に行かない?」という話題が。なんと!これはまたとないチャンスです。

当時のベトナムに持っていたイメージは
・ご飯が美味しい
・かわいい雑貨が買えたり、女性に人気の旅行先のひとつ
・ヨーロッパなどと比べると渡航費&滞在費もリーズナブル
・治安も良く、ベトナム人は日本人に友好的
なんと魅力的な国なんでしょう。
さらに妻はタイやインドネシアに行ったことがあってたぶんアジア好き。
これは、行けるぞベトナム!

そこからどう説得したか忘れましたが、
「ベトナム旅行に行って、ついでに楽器屋に立ち寄ってみる」
あくまで旅行の目的は観光で、ということでベトナム行きが決定しました。妻は僕の楽器購入目的にちょっと不満を持ちながらも、ベトナム行きには賛成。たぶん納得していた、はず。

それから、妹がベトナムに住んでいるという友人のM君にお願いをして、楽器屋さんについて調べてもらいます。どうやらホーチミン周辺、ベトナム南部で主に売っているらしい。
お店もひとつだけ教えてもらいました。(画像のお店)

さあ、旅行プランを立てて、いよいよベトナムへ。

提灯の街、ホイアン

2015年7月16日成田空港→ハノイ空港(トランジット)→ダナン空港、と飛行機を乗り継ぎホイアンに到着。

すっかり夜。街中に提灯の灯りが。

ホイアンは人気のある観光地で白人系の人が多く出歩き、メインストリートには観光客向けのお店やおしゃれなカフェが立ち並ぶ。夜市には出店が並び、飲食店もたくさん。

川辺だからかゆったりとした空気が流れ、観光客向けの店と地元の店が混在する風景がとても心地いい。ドラえもんの偽物を売るような昔ながらのお土産屋さんから、今っぽい若い個人作家さんの雑貨を取り扱うお店なんかもあって、街歩き買い物が楽しい街。

子どものお店番。とてもかわいい。

のどかな風景。

昼間は市場にいったり、ぶらぶら散歩。
有名なホワイトローズも食べて、ここではしっかり観光。

その他ホイアン〜ホーチミンの写真はflckerでご覧ください。

ホイアン→ホーチミンへ

ホイアンで2泊をして3日目の朝ホーチミンへ移動。
そこでついに楽器を手に入れ、生の演奏を見る機会にも恵まれます。
続きは後半へ。

手に入れた夜のtwitter。
※音楽をする時は「オロロトリヒロ」という名前でやっています。

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次回は
第3回 未知の楽器に会いに行く!〜初めてのベトナム旅行〜(後編)

日本で唯一のベトナミーズギターブランド
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